/// 新着と関連クレーム ///
≪ 必 読 ≫ 警察を使って犯罪者を作る方法〔基軸編〕
≪ 新 着 ≫ スイスポ☆エンジン大炎上・・・か?
≪ NEW ≫ 税務署を使って税金をタダにする方法
1.実録! スイスポ保証修理大作戦
2.スイフトヘッドレストは設計ミス?拷問シート?
3.扇風機がことごとく壊れるのですが・・・( Q&A投稿 )
   ⇒ クレーム記事一覧 は巻末に

  # ホンダさんまぢ〜ホンマでっか!? #

            / 世直しクレーマー

  ★ お詫びとご注意とお知らせ ★

スミマセン。3月くらいから更新サボってました。注意喚起したくて、’14年8月2日、9日にホンのちょっとだけ更新しました。

※ 平成26年11月7日、最終更新 しました。(8日追記)

※ 平成28年11月11日、お知らせがあります。

 ≪告≫ ジャダーの症状で何度かオイル交換された方へ ≪告≫

⇒ 勝手にアタリヅケまでされている可能性が高いです 〜 アタリヅケはクラッチ板を削っています 〜 CVT自体がかなりダメージを受けている可能性もあります
⇒ 短いスパンでCVTオイルの交換を勧められている方 〜 メカニックはジャダーの初期症状に気付いている可能性があります
⇒ ★ 目次の「 2 」「 4 」、の加筆部分だけでも、すぐに読んでください。★
  ↓↓ 心当たりの方、下記の国交省窓口に情報を寄せてください。

 ※ ホンダCVT車の不具合についての情報を、 メール [kekkan.cvt@gmail.com] でお送りください。
  ・ 本ホームページのご意見、ご批判等も上記メールでお気軽にお寄せ下さい。
  ・ 内部告発も大歓迎です。情報源の秘密は固く守ります。

 * 国土交通省/自動車の不具合情報ホットライン (TEL.0120−744−960)
   国交省ホームページによると、■ 迅速なリコールの実施、
   ■ リコール隠し等の不正行為の防止、の為に不具合情報を収集している所とのことです。

 ◇ (財)自動車製造物責任相談センター (TEL.0120−028−222)
   不具合の原因や修理の費用負担に関するもめごとなど「品質に関するトラブル」も受付対象とのことです。

  ≫ ホンダは、“CVTに欠陥はない!”と言い切りました。≪
 ≫ ジャダーは“ユーザーの”メンテが悪かったからだそうです。≪
    ≫ 「被害者」の皆さん、怒ってください!! ≪

※ 本ホームページやリンク先の「ホンダの欠陥隠し」をお読みいただき、ホンダに対して怒りを覚えた方は、このホームページの拡散にご協力ください。
( 因みに、私は最近、ホームページ名、URL、メルアド、「リンク先HPも是非ご覧ください。」と印刷した紙をホンダユーザーさんなどにお渡ししています。サブタイトルの「ホンダさんまぢ〜ホンマでっか!?」は、戸惑われますが、気付くと一瞬笑って、食いついてもらえたりします。意見表明の自由を確保するためには、それなりの努力が要りますね。)


★ホンダ車のジャダーについての情報をお知らせください★

各自動車会社のCVT(無段変速オートマチック)搭載車で広範囲に不具合が発生しているようです。私のシビック(2000年式EU3型)も新車間もなくから発進時の振動(ジャダー)が出始めました。が、ホンダの対応にはいろいろと不満や不信に思う点があります。(おいおい書いていきますが、お客様相談室の関根さん、藤永さんの話からホンダの情報操作が感じられます。 〜 ※ 今は、「ホンダは根深い欠陥隠し体質をもった企業」と考えるに至りました。)
そこで、私の得ている情報を公開するとともに、同じようにCVTで不具合のある車を掴まされ、「ホンダふざけてんな」とお思いの方からの情報を得たいと思い、このホームページを立ち上げました。もう車を手放したという方も遅くはありません。状況によっては、皆さんと共に本田技研工業に対して民事、行政上の責任追及(※ 大それたことではありません。詳しくは、こちら。)をしたいとも思っていますので、よろしくお付き合いください。


    = C o n t e n t s =

   # ホンダCVT欠陥のホンマでっか!? #
      /// お取り扱い上の注意 ///
  1. 車両の現状について
  2. ジャダーはこうして直りました
      ・ からの〜 ジャダーの原因はクラッチです!★
      ・ ホンダの説明は広義の欠陥隠し?
  3. 日本人はメーカーのモルモットか?
  4. 油断ならない(?)ホンダ商法
      ・ 必殺!?アタリヅケの解説 〜 むやみにやると危険です★
      ・ 坂道発進での後ずさりにご注意を!★
  5. ホンダお客様相談室(企業体質?)について
  6. どうした! ホンダスピリッツ
  7. ホンダに次の項目について尋ねました?
  8. ホンダお客様相談室(藤永氏)はこう答えました
  9. ホンダの回答を検証する!
      (1) ジャダー対策について
      (2) 海外市場でのCVTの設定について
      (3) ジャダーの原因について
      (4) ジャダーの状況の把握について
  10. ホンダさん、それって情報偽装では?
     推測1.恣意的に情報分析している
       2.ホンダに都合の悪い情報を隠している
       3.ホンダの傲慢
       4.[お客様相談室] に丸投げ?
  11. 自動車ムラでの出来レース?
  12. ホンダイズムの呪縛?
  13. そして私は転向者となった


/// お取り扱い上の注意 ///

◎ 本ホームページでは、本体(ベージュ色の帯部分から次の帯まで)は誤字の訂正など、メンテナンス程度にとどめ、多少の加筆は、※印付きですることとし、最初にアップした状態を極力維持します。加筆、修正は適宜、濃赤の帯以下部分でし、最終の執筆ないしアップの日付をつけます。ガセネタをもとに書いてしまった部分が多いので、これから加筆が多くなって、ますます読みにくくなるかもしれませんが、ユーザーにとって重要だと思われる項目には、タイトル末尾の星の数を増やします。加筆部分に目を通して下さい。
◎ 部分的に読んでいただいても意味が通るように、また極力、簡潔かつ誤解のないようにと書いているため、「また同じ話が出てきた」、「括弧書きが多く読み辛い」などと感じられるかと思いますが、私の筆力ではこの程度が限界ですのでご容赦ください。
◎ 相手方の個人名まで書いて、ネットの“常識”を無視したアブナイ奴だと思われるでしょうが、このホームページを開いていることは、ディーラーに伝えてあり(ホンダにも伝わっていました)、正当な理由があれば、イニシャル等にしますし、フェアでないと言われれば、私も実名で書くつもりで、遅ればせながら許可を取っているところです。
※ ホンダお客様相談室の藤永さん(ただし、別人だった可能性もある。)は、「個人情報」を盾に実名記載の削除を求めました。(“おりこうさん”の理屈です。)プロバイダーに請求してくれ、と言ってありますので、きちんと反論するつもりです。基本的にはプロバイダーの決定には従うつもりですので、一応今のうちに、「関根」、「藤永」とよく覚えておいてください。
※ ディーラー関係者のお名前は、(自主的に?)伏せることにしました。( 一部、撤回します。) 理由は、こちら
◎ 内容については、事実に係る部分も主観に関わる部分も、私に全責任があります。事実と主観の書き分けがきちんと出来るか、甚だ心許ないのですが、肝に銘じて書きます。ディーラーさんにも、事実関係の誤りなどあれば教えてほしいと伝えてありますので、(ホンダにとっては、私がここで何を書こうが痛くも痒くもないでしょうが)適宜修正していきます。

――― ここからは余談で、口にするのは恥ずかしい内容ですので、読み飛ばしていただければ結構です。
私は常々、愛する祖国日本が、もうちょっと(大分)「何でも言える、風通しのいい国になればいいのになぁ」(ホンダにも昔は、結構風通しのいい会社、というイメージがあったが…)と思っている者ですが、同時に、ネット上で、匿名で、公的には言えない下品な言葉や、他人に対する誹謗中傷をばら撒いて喜んでいる輩を、多くの方と同様、(ホンダと同じように?)卑怯な、哀れな奴だなぁと思っている“常識人”です。(私にも、違う種類の卑怯さがありますが・・・。)
私は、ここでは私の責任において、ホンダを(過去の)“先取心をもった技術屋”という(片面の)プライドにしがみ付いている、狡猾で高慢な、そして“小さな人間”が群がる“巨大企業”として描きます。
私には、「真のプライドとは、自己責任への意思を持つこと」といった類の思想が、今のホンダには全く欠けていると感じられます。私は、初めて買った車が “ワンダー” シビックで、“サイバー” CR−X(EF型)に乗り継いでいます。ひょんなことから、今のシビックを買いましたが、人並みにホンダに思い入れがあると言っていいでしょう。ネットには、「もう2度とホンダは買わない。」、「ホンダはやめた方がいい。」という声が溢れています。ホンダもその理由を知っているはずです。
ホンダは、今や世界に名立たるグローバル企業ですが、そうなるには“世界の日本に対する信頼”の力を多少なりとも借りているはずです。ホンダには、「日本人」としての矜持を取り戻せ、と高慢にも思います。オリンピック(嗚呼、ここにパラリンピックと併記“しなければならない”ような偽善が嫌いだ。)のプレゼンで、日本の正直さを誇った滝クリさんに恥をかかせないためにも・・・ 。 (平成25年12月7日)

 ・・・では、始めます

はじめに――
第9項 「ホンダの回答を検証する!」 までの記述は、ほとんど修正することになると思います。
理由は、ホンダにガセ情報を掴まされ、それを私が(結構善意で)解釈していたためです。表題末尾の星の数の多い記事の加筆部分は是非お読みください。
大変読み辛いかと思いますが、ホンダの欠陥隠し、ないし情報隠ぺいの記録であるとお考えいただき、何卒ご容赦いただきたいと思います。

★車両の現状について★

まず、2012年末時点で走行5万キロに達していない私の車の現状からお話しします。
2000年10月登録のシビック(EU3型)は、間もなく発進時に振動(ジャダー)が出はじめ、以来一時も症状が治まることはなかったのですが、’11年の車検をディーラー(名古屋市/ホンダカーズ東海(旧ベルノ)中小田井店)に出した際に直って返ってきました。車検の見積りの際、オートマオイルの交換が入っていたので、既に何回か替えていると伝えましたが、メカニックの坂倉さん(結構な営業トークの使い手のようです。)によると、もう4年になる(ただし、走行距離は1万4000キロ程)ので替えなければいけない、とのことでした。
4年前の交換とは、07年8月のジャダー(発進時振動)のクレーム処理です。丁度届いた別件(EGRバルブの不良)の修理案内を、CVTの不具合によるジャダーの件と取り違えてしばらく話していた私に、応対してくれた幾島さんが、それとは別件だと、「ジャダー(この時は“ジャダー”とは聞いていませんが)の件は以前も私から指摘されていたことが確認できたので、メーカーからOKが出た。オートマオイルを交換する」とのことでした。〜 その時も(「お客様相談室」の応対と同様に)ジャダーは皆に出るものではないので理解してほしい、というようなことを盛んに言っていました。(ホンダとしては、この問題を矮小化したい意図のようです。)
そんなわけでクレーム処理してもらいましたが、“多少良くなったと思う”と幾島さんも言っていたように、特段症状は改善していませんでした。また、その後エンジンオイルの交換等で入庫しており、(アクセルを全く使わず発進しても振動が出ていたので)ディーラーは車の状態を把握していたはずですが、特に何かしてくれることもありませんでした。(CVT専用オイルに交換しても直らなかった場合の処置について、ホンダがディーラー向けに指示したという内容とディーラーで聞いた話とで食い違いがあります。また、後で書きます。)
ところが、’11年の車検の際にジャダーが収まって返ってきたわけです。その後今まで特に症状は出ていません。

★ジャダーはこうして直りました★★★

そこで、’12年12月にディーラー(ホンダカーズ東海中小田井店)へエンジンオイルの交換に行った時にジャダーが直った理由を尋ねました。以下、応対してくれた平賀さんに聞いた話です。
CVT(無段変速オートマチックトランスミッション)の中にはマニュアルミッションのようなギアがあり、一般的なオートマオイルを使うとギアに汚れが付着し発進時の振動(ジャダー)が起きる。専用のオイル(05年4月販売開始のHMMF)を何回か換えるうちに (私の場合2回目で) 汚れが取れてジャダーが直ったとのことでした。
これがディーラー向けにリリースしている、現時のホンダとしての「公式見解」と思われます。(07年にHMMFに交換した際、また今回「お客様相談室」で違う原因も聞いていますが、後で書きます。※ 次々項末尾に補足説明もあります。)
以下、この回答を聞いての私の愚痴に、少々お付き合いください。

&&& 2013/12/09 & 14/1/04

= 主原因はクラッチです!×ギアではありません =

ディーラーの新旧のサービスマネージャー、吉川さんと今村さんの話を総合すると、現在のジャダー(発進時振動の不具合)の基本的な修理法は、専用オイル(へ)の交換とアタリヅケを同時にすることです。「ギアの汚れが取れて」は、オイルによるもの、アタリヅケは、クラッチの着きをよくするため(汚れを取る意味合いも多少はあるかもしれない。)と考えられます。(次々項末尾でアタリヅケの説明をしました。) 私は、07年のクレーム処理も、11年の車検時もオイル交換をするとしか聞いていませんでしたが、同時にアタリヅケをしているはずです。理由はこうです。
07年の交換時は、症状は特に変わらず、ほぼそのまま4年を経過しましたが、11年の車検後にぴたりと症状がなくなっています。前に聞いた「(汎用の)オイルによる汚れ」だけが原因であれば、サラサラのオイルでギアの汚れを徐々に洗い流していく性質のHMMFの効果により、4年のうちにだんだんに症状が和らぎ、11年に交換のオイルの効果で最後の仕上げをする、つまりしばらく走っているうちに汚れが充分に取れてジャダーが直るというのが自然だからです。他にも原因があリ、その対処もしたから、4年状況が変わらず、車検の時にいきなり直ったとしか考えられません。それがクラッチのアタリヅケです。これは、私だけの話ではなく、ネットなどでもジャダー対応の際、単に「対策品のオイル(HMMF)を入れる」とだけ聞かされていることが殆んどのようです。(※ ホンダのサイト内の、ジャダーに関する保証期間延長の内容でも、「オイルの劣化やクラッチディスクの摩耗により」 としか言っておらず、作業内容も、@ オイル交換 → 直らなかったら、A クラッチ一式交換、とだけされています。ただし、ディーラー向けの指示書では、オイル交換よりもアタリヅケがメインの扱いです。) 何も不思議ではありません。それが“ホンダ”です。
アタリヅケの具体的な説明 は次々項に譲りますが、やり方を聞いたら素人でも(だからこそ?)、「そんな事して大丈夫?」と思うでしょう。アタリヅケの目的は、(製造過程で)精度に問題があったクラッチを、車に載せたまま(無理やり)表面を少し削って平らにすること、と考えればいいでしょう。(ただし、ホンダはクラッチが原因であることは、(通常)伏せているようです。) したがって、繰り返せば徐々にクラッチ板が薄くなって、設計上の強度に足りなくなる、または、変な圧力が掛ってCVTに歪みが出てしまう、などとも考えられます。
ですから、アタリヅケはミッション(CVT)全体にダメージを与えることになるとも充分に予想されます。ユーザーとしては、そんなことをされては堪らないでしょう。だからこそ、ホンダは、新しく開発したHMMFがジャダー対策の「特効薬」のようにユーザーに誤信させて、黙ってアタリヅケも同時に行っていたのだと思われます。

= ホンダの説明は、広義の欠陥隠しと思わざるを得ません =

私の車にしてもらったジャダー対策、その際に聞いた話(で、ある程度はっきりしているもの)は、概ね以下の通りです。
(1) 車を半日程預け、原因不明で返された。( 時期不詳、少なくとも最初の車検の前のはず。)
 → アタリヅケをした、と聞いた気もするが、「どこの」という記憶は定かで無い。(多分聞いていなかったので、駆動系かと思っていた。)
(2) 07年8月にクレーム処理として、ミッションオイル交換(及び、アタリヅケ?)
 → 専用オイル(HMMF)による事も含めて、特に何も聞いていなかったと思う。
 → ジャダーの原因は、“ミッションの底に溜ったスラッジのせい。発進後はスラッジが全体に舞って、振動が起こらない。”
(3) 11年10月、車検時オイル交換(及び、アタリヅケ?)
 → これでジャダーが改善するかも、といった話は一切なかった。
 → 後に聞いた、ジャダーが直った理由は、“ギアの汚れが取れた。”
以上に、ネット上の情報を加味して、ホンダの開示情報の真偽を検証したいと思います。

ホンダは、ジャダー(発進時振動の不具合)の原因を、その症状、クラッチを備えているCVTの構造から、“クラッチが滑っている。”と当初から推測した筈です。ですから、まず アタリヅケ をしたのです。ただし、ユーザーには、原因について口を濁すことが多かったようです。(“ミッションの”擦り合わせをした、というような言い方もしていたようです。)
アタリヅケにより、ある程度の効果が得られたようです。不十分な面はオイルに原因があるとみて、粘度の低い専用オイル(HMMF)を開発したと思われます(05年)。専用オイルの発売後は、(特にツッコまれなければ)クラッチの事は触れていないようです。スラッジが原因(?)というのも、CVTの金属ベルトが削れて、それが不具合の原因と説明していたこともあるようです。ただ、ずっと削りカスの出る(?)アタリヅケは続けていたのは、(ミッションオイルを交換しても、(1度に)せいぜい7割位しか入れ替えられない(?)ようなので、)矛盾するとも言えそうです。ディーラーででもやり方を聞いたのでしょう、ジャダーが出た時、自分でアタリヅケをして直しているという人もいます。どうも、オイル交換まではしていないようなので、スラッジが原因というのは疑問が残ります。
ギアないしクラッチの“汚れが取れて”、というのはある意味そう(原因の一部)なのでしょう。専用オイル開発後、(一時的でも)ジャダーが改善する例も多いようです。ただし、主因はあくまでクラッチのようです。ホンダは、その独特の構造により、ジャダーが起きたことをカムフラージュするために、他社のCVTでも問題となり得る、スラッジやオイルの性質に原因があったとユーザーには説明していたのだと思われます。そのため、“オイルを頻繁に換えると、作業の際ゴミなどが入り、不具合の原因になる。”とか、“少なくとも2万キロ走行程度でオイル交換が必要だ(予防的にアタリヅケが必要?)。”とか、客(の車の状態)によって矛盾する説明をしているようです。私の場合、ジャダーの原因を、07年は“スラッジのせい”と説明され、11年は“旧いオイルが原因の汚れの為”との説明を受けたのも、前者は直らなかった(のをそのまま放置する)ため、後者は直ったため、という文脈でみれば合点がいきます。
ネットを見ると、(ジャダーに限らず)ホンダユーザーがディーラーで説明を受けたと自信満々で書き込んだことが、他の人から否定されることも多いようです。ホンダが、設計ミスなどの本質的な問題点を隠すため、副次的な(あるいは原因とは言えない)要因を不具合の原因と説明せざるを得なくなり、情報が錯綜する(何が何だか分からなくなる)ヘンテコな事になってしまっているように見受けられます。私には、ディーラー(や下っ端の社員)は、“本当の事” が分かっていても決して口に出来ない(ことの責任は当人が引き受けなければならない、というのが私の考えだが)という、一種の全体主義的な恐怖統治体制が、ホンダのヒエラルキーの中で出来上がっているようにさえ見えます。

★日本人はメーカーのモルモットか?★

オートマチック車が特段のストレスなく発進するのは当然、というのは社会的にコンセンサスとなっていると言っていいでしょう。発進するたび(走行中にアクセルを踏み直すたび)にガタガタ振動する車を作るメーカーがあると考える人はいません。実際、ホンダのお客様相談室(以下、「ホンダ」ないし「客相」と言います。)の関根さんもCVT車のジャダー(発進時振動)は設計、製造上の不具合であると認めています
そもそもCVT(無段変速オートマチック)は “加速時のギアチェンジによる段つきがなくて快適ですよ” みたいなことがウリのひとつだった筈です。新車から4,5年(万キロ)走った後に不具合が出たなら消耗品(オートマオイル)の自然劣化と言われてもしょうがないか、とも思いますが、私の場合新車のかなり早い段階でジャダーの症状が出始めました。いわば、誰もが新車に求める利益<相当程度の快適性>を裏切られたとも言えるでしょう。
仮に、アメリカでこんな不具合を出したら(ある程度の頻度で不具合が発生していることを知りながら販売を続けたら)車1台分位の賠償金を払わされるハメにもなりかねないと思います。ホンダの藤永さんは外国市場におけるCVT車の設定は非公開 (こんなことを秘密にする理由もよく分りませんが) と言っていましたが、ネット上の情報によると、最近まで欧米でCVT車は販売していなかったようです。(※ クラッチの部分をトルコンに置き換え、特に不具合が無いことを確認した後、投入した可能性が高いです。) 〜〜 我ら同胞はモルモット扱いされたということでしょうか?

¥油断ならない(?)ホンダ商法$★★★

設計、製造上のミスで十人が十人不快を感じる不具合が出たなら、少なくとも原因、対処法が分かった時点でメーカーとして一度はきちんと直せよ、と不良品を掴まされた人間は(たとえ日本人でも)思うのが当然でしょう。(ネット情報によると、CVTを載せ換えるには20〜30万円かかると言われた人もいるようです。) ところが、(他メーカーも同様かも知れませんが)日本では監督官庁や裁判所なども業界に甘いのをいいことに、“素人など適当に誤魔化して、泣き寝入りさせればいい” くらいに思っているようです。(ホンダお客様相談室の対応などは後でまとめます。)
具体的に、私のシビック(2000年式、EU3型)のケースで見てみますと、’11年10月の車検の際にジャダーが直ったのですが、事前の見積りの際、担当した坂倉さんによると、オートマオイルは交換時期とのことでした。ただし、その時点で前回交換時から4年2カ月、走行1万4000Km程でした。車検後、車体に張られたシールでは「次回ミッションオイル交換 86100Km(交換時走行距離/46121Km、時期の指定はなし。)」 とされています。つまり、4万キロ走行で交換としている訳です。(ちなみにエンジンオイルの次回交換は6カ月または5000キロになっています。私の場合、1年以上使っても特に劣化しているようには見えません。) なお、車載のメンテナンスノートでは、オートマオイルの交換時期は初回8万キロ、2回目以降6万キロとされています。
ならば、車検時に オートマオイルの交換は本当に必要だったのか? 坂倉さんは4年になるから交換時期だと言っただけで、それでジャダーが直る可能性があるといったことは全く聞いていません。ただし、ネット上には、少なくとも09年8月頃には、洗浄剤等を使った上で専用オイルに交換すれば、(場合によっては一発で)ジャダーが直るとホンダの関係者が認識していた情報があります。
ホンダの藤永さんによると、HMMF(CVT専用ミッションオイル)の4万キロというのはシビアな使用条件での交換時期とのこと。(普通に乗っていれば、交換が必要になることはないはずです。※ 人によっては “2万キロももたない”、と言われている人もいるようですが・・・。) それならば、“私の車は不具合をずっと放置された(乗るたび不快な思いをさせられた)挙げ句、保証期間が過ぎたのを見計らって(オートマオイルの)売り上げにされたのか”と問うと、藤永さんから何ら反論などはなかったのでそういう事なのでしょう。その電話の後、ディーラーの吉川さん(サービスの責任者?)から折り返しの電話があり、“フォローが悪かった。今度ジャダーが出た時は自分に言ってくれ” とのことでしたとさ。

&&& 2013/12/07 〜 同/10

= 必殺!?アタリヅケの解説(できてるのかな?) = 後半部分が重要です

後ろから2番目の段落の「洗浄剤を使った上で」の部分ですが、元ネタでは、整備工場の方がジャダーの修理法をホンダ(ディーラー?)の関係者に問い合わせて、“CVT専用オイル(HMMF)に入れ換えてストールさせ、再度HMMFを入れ替える”という方法を教えられたというものです。以下、主にディーラーの今村さん(13年4月の異動で吉川さんの後任となったマネージャー)に聞いた話をもとに説明します。
前提として、ジャダーを起こしたCVT車は、マニュアルミッションのようにギアを備えていて、したがって、クラッチがあります。ジャダーは、半クラッチで滑っている状態(MT車でエンジンを吹かし過ぎて発進したりして、ガタガタッとなる状態が普通に出ていた?)です。 アタリヅケとは、(解り易く言うと)半クラの状態でストールさせる(エンジンを回す)こと。具体的には、シフトをDに入れ(※ 現在の指示書は、Dで2回と、Rで1回で1セット。)、ブレーキを踏んだ状態でアクセルを吹かす。→ (無理やり)ミッションの回転を止め、クラッチのアタリヅケ(当りを付ける。)をする。(表面を削る → クラッチが面でベタッと接続するようにする/ギアの汚れを落とす(?) ) → ジャダーが直る、ということです。(かなり怪しい説明しかできません。どこかにガセ情報が紛れているのか?)
ストールの部分を、「洗浄剤等〜」としたのは、私自身、アタリヅケやストールがよく分かっていなかった、従って、それを一般の方が読んでも分からないだろうとの判断、添加剤が効くとの情報もあり、(また元ネタの記事中にもHMMFのことを添加剤的な扱いをしている部分がある。)ともに、いわばクリーニングすること(以前、“汚れが取れて”ジャダーが直ったと説明を受けていた。)なので、そう表現しました。(※ 前任のマネージャー吉川さんによると、サラサラのオイル(HMMF)には、徐々に汚れを流し取ってゆく効果もあるとのことです。)
―― ここからが本題 ――
ただ、ストールのくだりで、当のブロガー氏は「ミッションつぶれんちゃうん・・・」と書いています。確かに、手順を聞くだけでもかなりCVTにもダメージがありそうです。ブロガー氏も、「数分まわしてストールさせると、元より真っ黒のオイルが抜けてきました!/ 削りカスの入ったオイル」(※ この削りカスはクラッチ板だけのものとは限りません。)と書いています。仮に、アタリヅケ作業を(一部でも)洗浄剤等で代替できるなら、ホンダは、(通常)作業内容の説明もないまま、顧客の車(自社製品)への愛情よりも、自社の経済的利益を優先してジャダーの修理方法を選択していることになります。
ネットなどでも、専用オイルに交換しても直らなかった場合、次はCVTごと交換だと言われた、という情報が散見されますが、アタリヅケでダメージ(変に削れたり、歪んだり?)を受け、更に不具合が出た時の予防線の為に、そのように言っていたと考えられなくもありません。ホンダがアタリヅケをする目的はクラッチの着き(繋がり)をよくするためですが、CVT全体にダメージを与えている可能性も否定できません。重ねて言いますが、(通常)CVT専用オイルへの交換とアタリヅケがセットでされていることは、特に知らされていなかったはずです。

 /// CAUTION /// 
&&& 2014/08/02 〜 同/09

面倒になって、このHPをずっと中途で投げ出していました。お見苦しいですが、一通りの情報は書いたつもりなので、それでご容赦願いたいと思っています。今回、読者の方からの報告で、注意を促しておかなければ、と思う点がありますので、それだけ書いておきたいと思います。
頂いたメールの中で、「坂道を登らなくなった。」とか、「坂道発進の時に後ろに下がった。」という声が多いです。単に、駆動力が無くなっているようだというものもありますし、人によってニュアンスが違うのですが、総合するとCVTの機能に欠陥が生じていると疑われるものです。
症状としては、Dに入れてアクセルを踏んでもエンジンが空回りしたようにウィンウィン唸って、突然ギアが入ったように急発進することがたまにあるようです。それが、坂道でおきると後ずさりすることになるようです。
CVT(無段変速オートマ)は、ギアに相当するものに金属ベルトを引っ掛けて、それを段々になっているギアの間をすべらすように移動させて変速する構造らしいです。(※ ギア自体が可変式で大きさを変えてギア比を変えているというような説明がされているものも見ました。いずれもネット情報ですが、どちらが(より)正しいのかは分かりません。) 件のホンダCVTも同じかと思います。私は、(もちろん素人なので証明は出来ませんが、)「D」に入れてもすぐにギアが入らないようなことがあるCVTは、度重なるアタリヅケで、歪んだり、傷んでしまったため、そこがうまく作用しなくなってしまっているのではと思っています。
この症状は、いつ起きてもおかしくないと思われますので、坂道で突然後ずさりしてもパニックにならないよう、心づもりだけはしておいた方がいいと思います。

アタリヅケでCVTに歪みが出たりして、“ 内部のギアの位置関係などに設計とのズレが生じてしまい、車(コンピューター)からの指令通りにギアが入らない” という仮説が正しいとすると、少し異なる不具合と思われる事例でも、この仮説に少しのアレンジを加えると説明がつきそうです。

事例1. 4人乗りで坂道を登らなくなった。
一見して駆動力が抜けてしまっている(CVT内のデフ(駆動装置)にあたる部分の不調?)のではと思いましたが、坂道で車は3速 → 2速とシフトダウンしたがっているのに、実際には高いギアに入ってしまっているとしたら、「坂を登れない」というのも当然、という見方も出来ると思われます。普段から「パワーが無くなった。」と感じるのも、本来より高いギアで走っているためと考えれば不思議はありません。

事例2. 「クラッチが滑って」坂道を登らなくなった。
車はギアを入れたがっているのにうまく入らず、クラッチを切るかどうしようかと迷って、半クラの状態になっていたという見方もできるかと思います。

事例3. ブレーキ時にエンストが発生する。
CVTは、ブレーキを踏んで停止している状態ではギアがニュートラルになり、ブレーキペダルを離すとギアが入る構造との事です。
ブレーキを掛けて減速していっても、いつまでも(高い)ギアが入ったままの状態であれば、車が停止する前にエンストするのは当然とも言えそうです。

坂道発進の時、アクセルを踏んで動力が伝わるまでに多少下がるのは、どのメーカーのCVT車でもよくあることのようです。(・・・車に乗っていると、ほんの5cm、10cm下がっただけでも、すごく怖いと感じるものです。)
ただ、ホンダのクラッチ式のCVTの場合、クリープ(ブレーキペダルを離しただけでとろとろと進む現象)もありましたし、本来は、坂道でそれほど下がることは無いはずです。
「坂道発進できない。」、「坂を登らない。」、「最近、パワーが無い。」 などの不調も、ジャダー(発進時振動の不具合)ないしそれに施したホンダのアタリヅケの処置と、全く無関係とは考えない方がいいのかもしれません。

★ホンダお客様相談室(企業体質?)について★

ここでホンダの「お客様相談室」(Tel. 0120−112010 )について触れておきたいと思います。
私が最初に同室に電話をしたのは、先に「ジャダーはこうして直りました」の項に書いた、ディーラーでその理由を聞いた後の'12年12月12日です。最初、Yさんという若い男性 (声の印象です。非正規社員か?) が出たのですが、ジャダー(発進時振動の不具合)の件について聞きたいと言うと、すぐに関根さんに代わりました。(ジャダーの話はすぐに社員に回せと指示されていたのか?) 関根さんは年の頃なら50代と見(聞き)受けられる男性です。(「相談室」の“幹部クラス”と見るのが妥当かと思われます。)
ホンダがジャダーについて取ってきた対策を尋ねると、お客様相談室には情報がないとのこと。膨大な数の不具合を出しているのに苦情の窓口に情報がないというのはおかしな話です。(後で書きますが、後日藤永さんに尋ねるとペラペラと即答しました。) 代わりに盛んに言ったのは、@ 国交省にはきちんと報告しているとのこと、A フィットとはCVT(無段変速オートマチック)の機構が違うということです。 〜 前身のロゴでもジャダーが出ていたそうなので、設計を見直して機構が複雑になり、かえって不具合を拡大させた可能性もあります。
@ は、リコールその他の対策を行う必要はないとお上にお墨付きをもらって、その通り対応してきた、メーカーとしての責任は果たしてきたとでも言いたいのでしょう。 〜 監督官庁に正直に、包み隠さず報告しているとは限りませんが。
A は、フィットではジャダーの不具合をよく聞くが、シビックではそれほどでもないというのです。( ※ ) そりゃあ出回っている数が違うので絶対数が違うのは当り前です。シビックにしろオデッセイにしろ、相当数のジャダーが出ているのは確かです。そして、ディーラーで聞いた、オイルがCVT内部でこびり付いて不具合が起きたというのがホンダの公式見解であれば、多少機構が違っても同じように不具合が出るのも頷けるでしょう。 〜 フィットと相対的に販売台数の少ない他の車種のジャダーを別の事案として、問題を矮小化しようとするホンダの意図が感じられます。
相談室でジャダー対策について分からないなら担当の部署に回してくれと言っても拒否し、埒があかないので、“この電話の録音をきちんと取っておいてください。” と捨て台詞を言って電話を切りました。すると、しばらくして折り返しの電話があり、「ジャダー対策」を教えてくれました。ジャダーについては、平成19年8月に(なってやっと)「7年または16万キロ」とする保証延長をしたこと(保証期間中に修繕策が確立していなければ、または知らん顔を決め込めば意味がありませんが)と、ホンダのホームページにも載っているジャダーとは無関係のシビックについての「サービスキャンペーン」の内容でした。〜 素人には適当なことを答えて、なだめておけばよいということか。それならば、「お客様相談センター」などとキレイな(偽善的な)名前ではなく、堂々と「クレーマー対策室」とでも名乗ればいいではないか!


EU型のシビックには3種類のエンジンがあり、「1」は普通の1.5リッター。「2」が、そのリーンバーン仕様かのエコエンジン。「3」が1.7リッター(多分、ストリームに載せるためにストロークを伸ばして排気量アップしたバージョン。)です。そのうちCVT搭載車は「2」と「3」で、(多分)一番売れていた「1」は普通のオートマ車だったはずです。
クラッチ式のCVTでは、いつかはもれなくジャダーが出るとの説もあるようですが、「シビックではそれほどジャダーを聞かない」というのは、フツーのATの車を含めてジャダー発生率が低いというごまかしの論理だったのかもしれません。

★どうした! ホンダスピリッツ★

あまりにふざけているので、ディーラー(ホンダカーズ東海中小田井店)の吉川さんに、関根さんの対応は正当であったか、「相談室」を監督する部署に回答してほしい旨言付けました。吉川さんによると、ホンダの3つほどの部署に伝えたが、芳しい返答はなかったとのこと。それでもねばると、関根さんの上司と名乗る藤永さんから電話がありました。
やたら深刻ぶってただ謝ればいいという態度だったので、“芝居がかった話し方がかえって不快だ。”と伝えると、以後の応対は、何のことはないタダの調子のいい兄ィちゃんでした。〜 常識的に考えて関根さんの上司というのは、なんとも無理がある雰囲気でした。私の責任において99%嘘だと断じます。(その後の藤永さんとのやりとりは後で書きます。)
ここでは、こんなところにしておきますが、ホンダと言えば稀代の技術者であり、立志伝中の経営者でもある本田宗一郎氏の精神を受け継ぐ先取的な企業というイメージがありますが、すっかり「大企業」になって、自分だけは責任を取りたくないという、小役人の群れのような集団になってしまったのでしょうか?

★ホンダに次の項目について尋ねました??

(1) CVT車の発進時振動の不具合を最初に把握したのはいつか。その発生頻度は?マルチマチック車専用オイル開発前後に製造された車両で差異はあるか。
(2) ジャダー発生後、ホンダとして不具合の原因をどのように推定してきたか?現在までにジャダー発生原因ないし解決方法を確定しているならば、その内容、時期を具体的に。
(3) 今までに出したジャダー対策の方法と時期、その効果(今思えば逆効果と思われるものも含めて)を教えてほしい。その対策を各ディーラーにどのように周知したのか。(対象車、実施方法等)対策実施によっても改善しなかった場合の対応は?
(4) 諸外国で販売する車両へのCVTの設定状況は?(同一車種でも国内で販売するものと差異はあるのか。)
 以上の質問を'12年12月21日午前にしました。ちゃんと読めない部分も多い簡単なメモと記憶によるので、以下、不完全な記載になることをお断りしておきます。

★ホンダお客様相談室(藤永氏)はこう答えました!?

分からないことは調べて回答してほしいと言ったのですが、(3)(4)は即答しました。
(3) のジャダー対策は、「サービスニュース」という社内メールのようなものでディーラーに周知するそうです。内容は、
◎ 2001年(12月)・ミッションの「アタリツケ」をする、◎ 03年(2月)・アタリツケの方法の変更(2回する)、◎ 05年4月(ディーラーの吉川さんから聞き書きしたメモによると07年)にCVT用のオイルを販売開始した。〜以上は、ディーラー(名古屋市/カーズ東海中小田井店) の吉川さんにも聞いた内容です (カッコ内はディーラーで聞いた。)。 
「相談室」 からの独自情報としては、◎'11年(※ 07年の間違い、国交省に申告した。)8月に保証延長(7年または16万キロ)したこと、◎ 部品変更してタフネスアップした(時期、内容不詳)。◎ 専用オイルへの交換などによっても直らなかった場合は、ディーラーで現車を確認して、マルチマッチクフィールドのなじみなどを見る(ここはメモがグチャグチャでよく分からない。)など個別に対応をする。
(4) は非公開とのこと。(秘密にする理由が分かりませんが) 外国市場ではそれぞれの国で安全基準や車の乗り方などが違うので、それに合ったミッションの型式を採用しているとのことでした。
午後にもらった返事では、(1) は分からない。
(2) のジャダーの原因としては、@ 機械的、構造的な問題 (これは先に関根さんも認め(てしまっ)た内容) → オイルの摩擦特性がナンチャラカンチャラ、A ユーザーの乗り方。→ シビアコンディションで使われた、B ミッションオイルを交換していなかった、などです。

&&& 2013/12/06

冒頭で、「サービスニュース」を社内メールのようなものと表現していますが、これは、名称からニュースペーパーを連想させるので、藤永さんに“社内メールのようにディーラー向けに一斉送信するのか。” というように聞いたところ肯定したことによるものです。しかし、ディーラー(名古屋市/カーズ東海中小田井店)のサービスマネージャー今村さんによると、送信されるものではなく、サーバーのようなものにデータがあり、そこにディーラーの方からアクセスする形とのことでした。(方々にリンクを貼った「ホンダの欠陥隠し」の筆者の方も同じように騙されている(?)ようです。) なお、内容は最新のものに書き変えられ、効力が失われたものは削除されるとのことです。
※ 他店で、プリントアウトしたものを見せてもらいましたが、発効の日、改訂の日付が右肩に記載され、現在の指示内容が書かれている体裁でした。場合によっては、無益になった古い情報で修理等がされるケースがあることも否定できないと思います。
※ ホンダのジャダー対策は、私の記憶の混同(記憶が作られた?)による間違いです。後から別に訂正します

★ホンダの回答を検証する !!!

= ジャダー対策について =

(3) について、1週間ほど前「相談室」で尋ねた時は、部下(?)の関根さんは情報がないと言っていましたが、藤永さんは前項のとおり即答しています。関根さんが不勉強(あるいは嘘をついていた?)なのか、私の電話を受けてから情報を集めたのか、話を(一部)作ったのかですね。私の車への対処から内容を検証します。
私のシビックは、ディーラーの記録によるとこれまで4回オートマオイルを替えています。前の2回は一般のオートマオイル(ATF−Z1)での交換で、かえって不具合をひどくした可能性があります。(確定的には言えませんが) 1回目は03年5月にメンテナンスパック作業として、2回目は04年7月、CVTの後進用ソレノイドの交換の改善対策に伴うものです。(関根さんはこれをジャダー対策として答えていましたが、無関係です。)
ディーラーの記録にはないとのことですが(伝票が発生しないと記録が残らないらしい)、1度、車を半日ほど預けて、原因不明で返されたことがありました。今回聞いて、アタリヅケをしたと言っていたような気もします。(きちんとメモっとけばよかった。)この時にもオイルを替えているはずです。(03年5月の交換がこれだったかもしれない。)
後の2回が専用オイル(HMMF/ホンダマルチマチックフル―ド)での交換で、先に書いた07年8月のクレーム処理と、11年の車検時の有償交換です。「お客様相談室」の藤永さんは、専用オイルに交換しても改善しなかった場合の処置も指示していたと(聞こえるように)言いますが、私は完全に放置されていました。(「車両の現状」、「ホンダ商法」の項参照)
ネット上に上がっている他の「被害者」の声も同様です。全国のホンダディーラーは、直接的にジャダーを何とかしてくれと言われた時だけ何かして(何もしないで突っぱねることも多いようだが)、直らなくてもそれ以上は何もしていません。この対応からみて、ホンダは(あるいは黙示的に)なるべくジャダーには触るなと指示していたとみるのが妥当でしょう。藤永さんが挙げた対策は、特にウルサイ、又は上得意の客に対してしたレアケースのものも含めて、さもジャダーが出たすべての客へのホンダとしての対応であるかのように言ったものにすぎないと考えます。(部品変更は新型車での話と思われる。)

= 海外市場でのCVTの設定について =

(4) については、CVT(無段変速オートマチック)は従来型のオートマ車より、燃費効率がいいとか、加速がスムーズだとかイイ事づくめのようなことを喧伝していたはずです。(ホンダのホームページ内でも、エンジニアがホンダのCVTは独自技術の先進的なものだと自慢しています。〜 不具合については何も触れません。インタビュアーの生方聡氏とあわせて何と欺瞞的で不誠実なのでしょう。) それなら、どこで売る車もCVTにしないテはないと思います。しかし、実際には(ネット情報ですが)欧米でCVT車を設定するようになったのは最近の事のようです。藤永さんは安全基準とか使用法とかを持ち出していましたが、実際は不具合が多すぎて「大きい財布から金を取れ」という思想の訴訟社会では、とても販売に踏み切れなかったというのが本当のところでしょう。(ホンダは最近もハイブリッド車のバッテリーの劣化がひどいとかで、アメリカでかなりの賠償をすることになりましたね。)

= ジャダーの原因について =

@ の「機械的、構造的な問題」は、関根さんも認めていた「設計、製造上の問題」と同じことで、要するにホンダの過失による欠陥ですね。「オイルの摩擦特性」は、ディーラーで聞いた、(ネバネバ過ぎて)CVT内部のギアにオイルが汚れとなって付着してジャダーが起きていたという説明をそれらしく言い変えたもので、(サラサラの)専用オイルの開発により一応の解決が図られたものと思われます。
問題は、ユーザーに責任転嫁(?)している部分ですが、
B 「オイルを換えていなかった。」と言っても、今時の車は普通に乗っていれば10万キロくらいオートマオイルを換えなくても、それ自体が問題で特別不具合は起きないようですし、新車から2,3年のうちにはジャダーが出ることが多いようなので、どうなのかなという感じです。
A の「ユーザーの乗り方」はどうでしょう。これもホンダの「希望的情報解釈」、ないし「願望的作り話」の可能性が極めて高いと思います。「お客様相談室」の藤永さんによると、ディーラーからの情報を集約、分析する部署(名称不明)がそう結論付けたとのことですが、確かに、ジャダーが出た車は、いわゆる「買い物車」でチョイ乗りが主だった場合が多かったのでしょう。しかし、そもそも日本で(自家用として)乗られている小型のファミリーカーの大半は、主に街中をチョイ乗りしているのが普通でしょう。ホンダの見解を裏付けるためには、不具合が出ていない車との比較で、使用法の差がある程度顕著である必要がありますが、そんなアンケートなり、聞き取りを充分なサンプル数しているんですかね。多分、そんなものはないと思います。
藤永さんはシビアな乗り方をするのがいけないと言うので、“アクセルをバカバカ開けるのがいけないのか"と問うと肯定するので、私の車はほとんど「買い物車」で、頻繁に急加速することもない(状況が許す時にはなるべくエンジンを回すようにはしているが)と言うと、チョコチョコ乗りも原因だということでした。結局、週に数回、いったん走り出したら片道30〜40分くらいの平坦な道を往復するような“模範的な”乗り方以外は不具合の原因にしたいだけなのでしょう。
そもそも、同じような乗り方をしても普通のAT車で特に不具合が出ないなら(CVT以外で多く不具合が出ているなんて話は聞かない。)、それはCVTの欠陥なのだと素直に認めるべきでしょう。

&&& 2013/12/06

ディーラーの今村さんによると、ジャダーは、“距離が出ている車、急ブレーキ、急発進が多い車によく出ている” 印象とのこと。(尤も、ジャダーはクラッチが滑っている状態とのことなので、不具合の程度が同じでも、“荒い”運転をする人の方が症状を感じる、ということかも知れません。) こういった話は、当然ホンダの耳にも(多少は)入っているでしょう。
また、対処法が分からない不具合が出ればメーカーに上げるが、ジャダーが出た車の特徴を“特にホンダに上げたことも、ホンダから聞いてきたことも僕自身は経験ない。”とのことでした。(メモが追い付かないので、との名目でレコーダーを回していたので、かなり警戒していたようです。) 私の印象では、そんな話は聞いたこともない、といった感じでした。

= ジャダーの状況の把握について =

ホンダは、(1) のジャダーを最初に認知した時期や発生頻度は分からないとしていますが、本当でしょうか。それらは、本来、不具合への対処を決めるための1次情報なのではないか?
ホンダは、前項でみたとおり、ジャダーの原因のうちユーザーの乗り方に起因することを、「ディーラーからの情報」を集約した結果導いたとしています。確かに、車を見れば(走行距離や傷み方から)、どんな乗られ方をしているかある程度分るのでしょう。そして、全国のディーラーからのデータを集約すれば、不具合が出た車の傾向も分かるのかも知れません。それなら、それだけのデータを得られるのなら、不具合がどの程度発生しているのかは分からないのか? ディーラーの担当者の体感として分からないはずはないと思うのですが・・・。この違いの理由を次項で推測してみます。

&&& 2013/12/06

今村さんに、ジャダーが発生した頻度を聞いたところ、“ジャダーは確かに多かったが、症状が出た人が言ってくるものなので、割合などは分からない”、とのことでした。(これを聞いたときは、(話の流れ上)このHPを開いていることを話した後だった(後から言うのもナンな)ので、余計に警戒した言い回しをしていたと思います。)
しかし、これはおかしいですね。ホンダがCVTを最初に載せたのは、95年頃の筈ですが、「大問題」の初代フィットで症状が出る頃には、他の車種で既にジャダーが多数発生していたはずです。ディーラーは、売った車の数くらい分かります。(分からなければ、決算書も作れません。)購入した所以外のディーラーに持ち込む人もいるでしょうが、車台番号等でデータベース化すれば、恐らくフィット前後くらいからの車では(簡単に)状況を把握できたはずです。さらに言えば、ホンダや関連会社の社員、その知人くらいにアンケートなど取る位でも、かなりのデータが得られる(サンプル数としては充分?)はずです。それをしなかったというなら、ホンダがこの問題に真剣に取り組む気がサラサラなかった、ということの証左ではないでしょうか?

★ホンダさん、それって情報偽装では?★

推測1.恣意的に情報分析している
メーカーとしての責任が回避できそうな事情に飛びついて、それをさらに恣意的に解釈している。〜 チョイ乗りが多い、女性ドライバーが多い、などの事実を相対的な比較なく不具合の原因と決めつけ、ユーザーに責任転嫁している。

推測2.ホンダに都合の悪い情報を隠している
例えば 〜 新型車として発売間もなくからジャダーの苦情はあったが、原因もよく分からないし、ナンダカンダと放置していた。そのうち、不具合の発生が半端でないことが分かってきたが、幸いジャダーは直接事故の原因となるものでもないので、リコールの対象としなくともよい。日本人は、自分の乗り方が悪いせいなのか、と勝手に思ってくれるお人よしも多いのでマトモに対応してこなかった。今更「メーカーの責任でした」とも言えない 〜「潜在的」ジャダー持ちの車まで全部クレーム処理して、過去のオイル交換費用等の返還まで請求されかねない。何より、今更「直します」と言ったら、不具合が出ていないユーザーにまでジャダーの情報を通知したうえ、三菱自動車のリコール隠しの時のようにアチコチから叩かれる。〜 ので、とにかく口を割らずに(口裏を合わせて)やり過ごそう。

推測3.ホンダの傲慢
設計、製造上の問題で欠陥商品が生まれたら、担当したエンジニアなどは反省し、会社は修理や交換などの措置を取るべし、と私たちは素朴に考える。
しかし、現代日本の大自動車メーカーはそうは考えない。我々は日本経済を支えてきた。長いデフレと円高の中、下請けを養い、厳しい外国市場であげた利益を国内に還元し、日本経済を支えてきてやったのだ。ホンダの車しか買えない貧乏人が、研究開発費をこっそり転嫁されていたくらいでグチャグチャ言うな。そんなクレーマーをマトモに相手にする必要はない。

推測4.[お客様相談室] に丸投げしている
だから、クレーマーの相手は「お客様相談センター」にさせれば充分だ。客が納得しようがしまいが関係ない。とにかく丸めこんで、泣き寝入りさせろ。そのために出世コースから外れたお前たちに給料を払っているんだ。

ヒートアップして、かなり下品な話になってしまいましたが、いかがでしょう。当らずとも遠からずといったところかと思うのですが・・・。

★自動車ムラでの出来レース?★

それにしても、ホンダ(及びディーラー)の対応はなぜこんなに酷い(不誠実な)のでしょう。種々の情報に触れると、私など随分 「丁寧に」 対応してもらっているとさえ思えてきます。(※ もしかしたら、その前に乗っていた車のディーラーあたりから尾ひれが付いた話が色々伝わっていたのかもしれない。)
国土交通省のホームページの中に、「自動車の不具合情報ホットライン」(Tel.0120−744−960) というのを見つけました。(まだ電話したことありませんが) ここなどはジャダー(発進時振動の不具合)に関する苦情めいたものが膨大に寄せられているであろうと容易に想像できます。ただし、リコールに関わる情報収集が目的と謳っているので、それ自体で直接事故の原因になるとは思われないジャダーについては、業務外を決め込んでいるかもしれません。それでも、全盛期(?)には毎日毎日ジャダージャダーで、ええ加減にせえと思ったでしょう。お役所でもさすがに(あるいは他の部署、官庁をたらい回しだったかも知れませんが)、ホンダに「どうなってるんだ」的なことも言ったでしょう。そんな中で、国交省とホンダとの間でジャダー対応についての何らかの「取り決め」がされたのではないかと想像します。
ホンダ車でジャダーが頻発している車種については、(07年になってようやく)適宜 「7年または16万キロの早い方」(距離だけやたら延長している気もするが)で一律に保証延長されているようですが、ホンダのホームページ内のサービスキャンペーンの一覧をざっと見ても、CVT(無段変速オートマ機構)に関するものはあってもジャダー関連のものは見当たりません。ディーラーの対応もまちまちのようで、CVT専用オイルは05年に出ているはずですが、それ以降だいぶ経って入庫した人にも、“オイルを4万キロ以上換えないとジャダーになる”とか言って有償で換えさせ、それでも直らない場合(客持ちで)ミッションごと交換だと脅して(?)いるとの情報もあります。
ホンダは国交省との間で、ジャダーについては個別に対応して、「御庁には迷惑かけないので保証延長で勘弁してくれ」、くらいで話をつけたんじゃないか。それが、“現場で客の顔を見て”なるべくクレーム処理にはしないという対応になっているんじゃないか? 私が最初にホンダの「お客様相談室」(Tel.0120−112010)に電話した時も、しきりに国交省には報告していると言っていましたが、「むやみに国交省にはねじ込んでくれるなよ」という気持ちが表れた言葉であったのかも知れません。

★ホンダイズムの呪縛?★

ここまで私は、多少の毒を吐いても、いわゆる2ちゃんねる的な罵詈雑言に走らないよう抑制してきたつもりです。勘のいい方は、私がホンダにある種の同情を感じていると思われたでしょう。その理由を書きます。
ホンダは周知のとおり、『 伝説の人 〜 本田宗一郎 』、そのものの会社と言っていいでしょう。トヨタのように「無難な」車造りは許されず、常に「革新」を宿命づけられている(と思い込んでいる)会社とも言えましょうか。いきおい、不完全な製品を(あるいは他社よりも多く)市場に出すことにもなりましょう。機械モノに不具合はつきもの。私は標準的な日本人と同様、あるいはそれ以上に、そこには寛容だと思っています。(同時にクレーム対応に求める「実質的」誠実さは、標準的な日本人以上とも自覚しています。) ですから、たとえ(受忍できる程度の)欠陥車を掴まされたとしても、対応できるようになった時点で速やかに修理などしてさえくれれば、特別文句を言うつもりもないのは一般的な日本人の感覚と同じです。

さて、ジャダー(発進時振動の不具合)のクレームに対するホンダの対応が“デリケート”なものだったことを、私は次のように考えていました。
他社が汎用品のトルコン式CVT(無段変速オートマ)を使うなか、誇り高い技術者集団(という幻影に取り憑かれている)ホンダは独自開発のギア式CVTで挑んだ。(以上、ネット情報の受け売り。) しかし、時あたかもバブル崩壊後の輸出型製造業冬の時代。研究開発費は削られ、欠陥・魔神ジャダーを生んでしまった。だが、孤高を貫いた代償は大きく、機能不全戦士ホンダマンは、ただひとりジャダーに立ち向かわなくてはならない。ジャダーの繁殖力は恐ろしく、みるみるうちに夥しい数に増殖していった。魔神ジャダーに被害を受けたユーザーはカンカンである。倒したくても弱点が分からない。その間にもユーザーは、やいのの催促。お客様相談隊はノイローゼ寸前、必死の防戦である。技術者駆逐部隊は、ミッション・アタリヅケを試みるも不発。ネバネバオイルが好物と睨んで、サラサラオイルを与えてみたらチョットいい感じ。しかし、息の音を止めるには至らない。白旗を上げ、トルコン式に変更して一件落着 (ネット情報、※ Bさんによると、「ギア式とトルコン式の中間くらい」との事。)。だが、街で走り回っているギア式CVTが生む魔神ジャダーは∞。技術開発部隊は逃げ回り、お客様相談隊にクレーマー駆除作戦を丸投げ。訴訟大国アメリカンを主戦場としてきたホンダマンは、「認めたら負け」の意識が染みついているが、どっこい日本人のDNA。うすうす嘘だと気付いていても、ここは丸く収めましょうのムラ社会作戦炸裂で、てんやわんやの大騒ぎ。支離滅裂、収拾不能に陥りましたとさ。

訳の分からない話になってしまいましたが、つまり、私は、ホンダのジャダー対応が(私にとって)酷いのは、一種「ホンダは特別でなければならない」という強迫観念(?)から、(当初は)原因不明の欠陥が生じ(※ 早い段階から、“クラッチが滑っている。”とは思っていたはず。)、それが経営環境が厳しい時期を大量に直撃したため対応を怠り、その後引くに引けなくなったこと。クレームの客は日本式になだめて(お客様相談室、ディーラーの応対は総じて低姿勢であった。)、阿吽の呼吸で事を収めるやり方をよしと考えていたことなどの要因が絡んでの、ホンダにとっての“苦肉の策”だったのだと思っていました。
しかし、嘘にウソを重ねる ホンダの欠陥隠し は、実に根の深いものだと知らされる事となったのです。

★そして私は転向者となった★

これまで読んできていただいて、私がネットで情報を拾っているのはお分かりでしょう。ホンダの(正直、私には、どうでもエエやん、と思えるようなものも少なくないが、)クレーム対応が酷いという話が山ほど出てきます。しかし、不覚にも前項末尾にリンクを貼ったHP 『ホンダの欠陥隠し』 を読み飛ばしていたようです。トップページのタイトルに「 ホンダ 裏の姿 」(検索するとこのタイトルでも引っ掛る)とあり、構成も(私の感覚では)素人にしては随分こっているなと思い、偏執的な性向の人(他人のことは言えないのに失礼ですね)の中傷記事だと勝手に判断してスルーしていたのだと思います。偶々、リンクを貼って下さった方のサイト (公共機関なども含めてリンク先が豊富なのでご利用ください。) に、「 ホンダ 裏の姿 〜欠陥隠しの一部始終〜 」 もあったので読んで(全部は読んでいませんし、電気系統の専門的な話まで全部読むことは一生ないと思います。) ビックリ!! 私の認識は間違っていました。ホンダはクレーム対応が酷いのではなく、「重度の」構造的な欠陥隠し体質があったのです。
私は、半分“練習”のつもりで始めたこのページを、「自動車ムラでの出来レース?」の項まで書き終わったところでどうしたものかと思案していました。続きを書こうとすると、「日本は、日本人は…」 と 〜私は世間一般より(大分?)中島義道さん寄りの人間だと自覚している。〜 話が大袈裟になって収拾がつかなくなりそうで、どうコンパクトにまとめるか悩んでいました。そこに『ホンダの欠陥隠し』が飛び込んできました。私は方向転換することにしました。
いよいよ第2部 『 ホンダっ!欠陥隠しかよッ!!』 が始まります。乞うご期待。


     ▲ 目次へブッ飛ぶぜ!!▲


  〜ちょっとブレイク〜
@ ホンダに情報隠しされてるのは いつ? 今でしょ!@

’13年11月30日、ディーラー(名古屋市、ホンダカーズ東海中小田井店)に行って、サービスマネージャーの今村さんにお話を伺いました。(ホンダのディーラーは、“色々誤魔化さなくてはならないことが多くて大変だなぁ”と、つくづく思いました。) その際、前年12月のホンダお客様相談室との通話記録をCDにでも焼いて、(失礼ながら手間賃程度は払うので、ジャダーの原因を特定する元となったデータ(9.「ホンダの回答を検証」の項=ジャダーの原因=を参照のこと)と共に)頂きたいとお願いしました。今村さんは、叉聞きになるといけないので、相談室と直接やりとりをした方がいいのでは、とのことで取次いでくれたのですが、結局、ディーラーを介してのメールのやり取りになりました。
以下、校正ができていない文章でお恥ずかしいのですが、一部改行部分を「/」と表記し、12月2日から5日の間のメールを原文のままご紹介します。ただ、1カ所だけ伏字にさせて下さい。私は、冗談半分で書いているのですが、そこだけ捉えて、名誉棄損だなんだと言われると面倒なので・・・。ご想像通りの言葉です。

◆ ディーラー >>> クレーマー(私)
お世話になります。ホンダカーズ東海 今村です。/ 先日のお問い合わせの件ですが、早速お客様相談室の藤永さんと話をしました。
録音記録等のやり取りをお渡しすることは一切出来ません。との事 /
以前のやり取りの内容を、いつ、どういうお話をしたかは記録があるので教えてくれるそうです。

◇ クレーマー >>> ディーラー
お世話様です。/ 以前のやり取りの内容の記録があるとのことですので、先日も、その「録音記録等」をお渡しいただけない理由をお伺いしたいと申し上げたはずです。藤永さんから直接文書、またはメールでもかまいませんので、ご返答いただくようお手数ですが、お取次ください。よろしくお願いいたします。

◆ ディーラー >>> クレーマー
ホンダ技研に確認したところ
申し訳ございませんが、録音ならび記録等は品質向上に使用するものであり、外部に出しておりません。なにとぞご理解賜りますようお願いいたします。/ との回答です。
直接お話してみてはいかがですか? 電話でのお話は可能との事です。

◇ クレーマー >>> ディーラー
ホンダクレーマー対策室に、以下の通り正確にお伝えいただくか、このメールを転送ください。度々、お手数をおかけしますが、その責任は全てホンダにありますのでご容赦願います。
「あなた方は、どこまで人を馬鹿にすれば気が済むのですか。それが楽しいのですか。これ以上本田技研工業(のク●●郎)に対する私の憎悪が増幅される前に、真摯な対応をすることをお勧めします。これは最後通牒です。」 / 以上

◆ ディーラー >>> クレーマー
正確にお伝えしました。/ 回答は変わりません。との事です。

―― これらのメール、受信ボックスから丸々消えてるんだよなぁ。不思議だよなぁ。
 以上を踏まえ、以下12月9日の、「ホンダお客様相談センター」、こと「クレーマー対策室」との電話のやり取りを再現します。なお、カッコ内は私の心の声です。

―― 朝イチ位に電話を掛けたのですが、藤永さんは他を応対中とのことで、折り返しの電話を待っていました。
なかなか電話が来ないので、こちらから掛けると、少し長い(?)コールの後、Kさんという若そうな男性が出ました。「検索して、『 ホンダCVT欠陥のホンマでっか!?』 というタイトルのHPを探してください」、「ありませんねぇ」(さっきの女の人は、外部のページには繋がらない設定になっていると言ってたのになぁ)、という猿芝居をひと件打った後、真打ち・藤永さんのご登場です。(※ ただし、1年前とは印象が違います。年も、もっと若かった気がします。別人の可能性もあります。)

 ///// 目が覚めたので朝4時くらいからやってます。――

藤永「F」― 
「お電話して頂いて、ご連絡が遅くなりまして申し訳ございません。まずはお詫び申し上げます。もうちょっとお詫びしなくてはいけないことがございまして、カー東海の今村さんからはお話を頂いてたんですが、弊社としましては、録音等の資料を出してくれ、ということについてはお断りさせて頂きますということをさせて頂いてたんですが、そこについても併せてお詫び申し上げます。」
クレーマー(私)「K」(クレーマーのスペルが分からない。)―
「お詫びするということは、出してくれるということですか。」
F「出せません。」/K「前の理由は正当な理由ではないと思うので、理由をお聞きしたい。」/F「それは、すいません。今村さん経由で回答しております。」/K「それ、理由になってないって言ってるんですよ。反論して論破すれば、出してもらえるんですか。」/F「論破とか、・・・これについて議論するつもりはございません。」/K「門前払いってことね。ホンダの対応はそういうことね。」/F「申し訳ございません。対応は致しません。」
ここまでで、4分ほど話した中の1分半足らずです。しんどいので、この形式はやめます。
―――――
この後、前年12月の話の内容を電話で聞かせてくれるのか否かで、押し問答になりました。メールの文面から、「教えてやるから電話してこいよ。」ということだと思っていたのですが・・・。私は結構、読解力はある方だと思っていたのですが、とんだ自惚れ野郎ですかね。それとも、別の目的があって、電話させるように誘っていたのか?
私が1回目のメールの末尾を読み上げたうえで、“方針が変わったのか”、と問うと、「変わってはおりません。最初から、今村さんの方にはそのように伝えております。」とのこと。(そうやって責任を下請けに押し付けか!この、卑○者のパワハラ○郎がッ!)
最後に、“短い時間だったので、まだ一部しか読んでいないが(そんな暇があったら、さっさと電話してこいよ!)、ホームページの「関根」、「藤永」の個人名は削除してほしい”、との要請がありました。理由は「個人情報」との事ですので、一部読んだ限りでは、事実関係の誤りや、名誉棄損になるような部分は特にないということだと思います。“個人情報が理由なら、私の名前も出すので、おあいこにしてください”と言いましたが、「そういう問題ではございません。」 との事。私の方で削除する気がないのか、と問うので、“正当な理由があれば削除する”と言い、プロバイダーに請求するよう伝えました。〜※ 私が、モロに「削除する気はない!」とでも言えば、恐らく弁護士でも使って、“威嚇”する作戦だったと思います。(この辺りは、最初と違って随分挑発的でしたよ。フジナガさん。)
きちんと反論し、基本的にはプロバイダーの決定には従うつもりですが、プロバイダーも“権力”のある方に味方するかも知れませんので、「関根」、「藤永」 と、よく覚えておいて下さい。いつ覚えるの? 今でしょ!
――次々項へ続く。

@ 教えて!?・・・吉川さん 〜 ホンダのディーラーは大変だなぁ @

’13年12月7日、ディーラーに電話し、ジャダー(発進時振動の不具合)についての「サービスニュース」(ホンダがディーラー向けに修理の手引きをした指示書)をプリントアウトし、貰えないかとお願いしました。今村さんによると、外部には出せないが、口頭でなら説明するとの事。〜 口で全部説明するくらいなら、1部くれれば簡単じゃないかと思うのですが・・・。“じゃあ、15〜20分後に伺いたい”と言うと、“今、他の客を応対中”とのこと。〜 そんなに長い時間、応対する仕事がサービスマネージャーにあるのかなぁ、とも思いつつ、アポが立て込んでたのかな。それとも、資料等のホンダ(が情報隠蔽するための方便?)の取扱い方針 (前項参照)に沿った答えをしていたのか? しょうが無いので(どうせ1度行くつもりでしたが)、前任のマネージャー、吉川さんが異動になった七宝の店舗に愛車シビック(自慢ですが、13年も経ってますがかなりキレイです。)で、レッツらGO〜!!
まず、「6.どうした!ホンダスピリッツ」の項で書いた、客相(ホンダお客様相談室)の 関根さんの対応 について、ホンダに回答を求めた件について聞きました。吉川さんが、声をかけた3つの部署について聞くと、「ん〜」という感じ。1年も前の事だから覚えてないよね、ということにしておきましたが、客相としか話なんかしてないでしょ、というのが私の心証。いろいろ言ってましたが、ホントにどこかに問い合わせていたら、それらしい部署の名前が、2つ、3つ浮かんできてもよさそうなもの。その後の客相の対応の事についても、中座した際(用件の割には長かった気がする。)、「関根」「藤永」と書いたメモなど持ってきて、色々説明してくれましたが、ディーラーのどこに私と客相のやり取りの記録があるんですか。(土曜日だから、客相はお休みですよねぇ。) もしかして、このHPをチェックしてたんですかね。
吉川さんによると、ジャダーは、「クラッチの(当りというよりも)繋がりが悪かった。」との事。“製造過程で、“着き”が悪いものも出てしまうのか?”と問うと、“もとのオイルの汚れが原因で、専用オイルのなじみが出るまで時間がかかるので…”、みたいな返事で、歯切れが悪かったです。〜 今村さんに最初に会った日に聞いた、“オイル交換とアタリヅケをセットでするのが現在のジャダー対策の基本”、というのとはニュアンスがちょっと違いました。“個体差があるので、スタートクラッチの交換までする場合もある”、との事ですが、何度もアタリヅケをしてクラッチ板が薄くなってしまい、交換が必要になったとも解釈できそうです。
ジャダー対策についての「サービスニュース」をプリントしたものを頂けないかと言うと、しばし考え(約14秒)、“見せることはできる”、との事でした。現物を私に向けて見せてくれ、手に取ることも出来ました。時間さえあれば、全部読み上げて記録し、図なども写メに撮る位できそうでした。―― 中座した際、前任店の今村さんに、資料の取扱いについての“ホンダの方針”を確認し、それに沿って、かつ、(怒っている)私に配慮してそんな対応になったんですかね。だとしたら、そんな事もう止めましょうよ、と私なんか思いますが。(今村さんに確認したところ、資料を外に渡せない、というのは確かだそうです。)
もうちょっと我慢していたつもりだったのですが、吉川さんがあまりに顔を“作る”ので、話し始めて1分半くらいで、「そんな顔しなくていいよ。」と言っています。よっぽど気持ち悪かったんだろうな。あの「笑顔」。

/// からの〜 記憶が作られるってこういう事なのか、と思った話 ――

と、ここからが本題です。「8.ホンダはこう答えました」の項に書いた「ホンダの」ジャダー対策は、私の完全な勘違いであることが判明しました。当該個所は、だいぶ時間が経ってから、メモと記憶を付き合わせて書いていますが、客相(ホンダお客様相談室)が、ディーラーと情報の“刷り合わせ”をしていたために、私の記憶が混同し、記憶が“作られた”と思われます。判明した事実はこうです。
’01年12月、及び03年2月(5月のサービスパック作業の際の間違いだと思われる。)の「アタリヅケ」は、ディーラー(愛知県/ホンダカーズ東海)にあった私の車の整備履歴との事です。確かに、ディーラーには“私の車”にしてもらったジャダー対策を聞きました。対して、ホンダの客相には、これまでに取ってきた“ホンダとしての”(ディーラー向けの)ジャダー対策の指示を聞いています。「7.ホンダに尋ねました」の項の(3)の質問は電話でしていますが、ホンダに聞いているのですから、その趣旨であることは明確でしょう。
私は、ディーラーに「現にしてもらった」ジャダー対策が、ホンダの指示に沿っていたかを確かめるため、双方に「違う」質問をしたのです。ところが、ホンダの客相は、私を“無難に”あしらう為に、ディーラーが言ったこととすり合わせて答えたのだと思われます。その証拠になる事実があって、ジャダーの原因を尋ねた時、藤永さんは、“それはもうディーラーが答えている”というように言いました。「2.ジャダーはこうして直りました」の項の答えを指していると思われます。( 私は、“聞いていない”、と答えましたが、「直った理由」を聞いたので、厳密には嘘を付いてはいないでしょう。ですよね。) そのため、私の薄〜い記憶が混同し、事実と違う記憶が作られたと思われます。
ですから、「8.ホンダお客様相談室はこう答えました」、「9.ホンダの回答を検証する」のジャダー対策の部分を、ここで訂正します。

◎ 01年と、03年のミッション(CVT)のアタリヅケ(※ これも実は、はっきりしないことが判明。真相はやぶの中か?)、07年の専用オイル(HMMF)への交換(及びアタリヅケ?)は、ディーラーで私の車にしてもらった(事前に知らされることなくされた)処置
◎ ホンダが、(クラッチが滑っていると推測して)アタリヅケの指示を出したのは、少なくとも01年以前(その後、適宜方法の変更などが指示されているものと思われる。)
◎ HMMFを出したのが05年
◎ 国交省に(やっと)保証延長の申告をしたのが、07年の8月のはずです。(この際、新版の「サービスニュース」が出て、09年8月、10年1月に、アタリヅケの回数を増やすなどの改定が行われているようです。)
「検証」で、“半日車を預けて原因不明で返された”というのは(多分)01年12月のアタリヅケの事。(ただし、この時はオイル交換の記録がない(?)。初期は、アタリヅケで出た「削りカスだらけ」をそのままだったのか?) 07年、11年のHMMF(へ)の交換時は同時にアタリヅケをされているはずです。(「2.ジャダーはこうして直りました」の加筆部分参照。)
―― ここから余談。脳科学者などが、“記憶は作られる”と言いますが、(私は、まだまだボケる年齢ではないと思っていますが)こういう事なのかと思いました。日本に、「謝罪しろ、賠償しろ」と声高に言っている韓国人(や日本人)などは、“善人”であるが故に、こういうメカニズムにきっかり嵌められているのかも知れません。

 /// 続・ホンダに情報隠しされています。///
@ はにょ?? あのCVTが欠陥品じゃない???って ・・・ ホンマでっか!? @

平成25年12月17日午前にした、ホンダお客様相談室との電話のやり取りを書きます。
前年12月に関根さんに聞いた話を、少し具体的に質すつもりで電話しました。電話に出たTさんに大分待たされた後、“関根さんは今対応できないので、対応できる者に代わってもよいか”とのことで、更に待たされた(この間、約1分17秒)後、藤永さんが出ました。以下、話の順に一部対話形式で、なるべく生々しく書きます。例によって、カッコ内は私の心の声です。( 一部を除く。)
―― ・ ―― ・ ――
◎ 私、「昨年、関根さんに聞いた話を少し詳しく聞きたい。」 / 藤永、「前回、回答した通り、全てで、これ以上・・・。」 / 私「それを詳しく、具体的に聞きたい。国交省へはどんな報告をしたのか?」 / 藤、「その回答は、情報がないため出来ません。」 /  私、「なぜ、“きちんと”報告したことが分からないのか?」 / 藤、「我々の方には、昨年度回答した以外の情報がないため、当該質問に答えることは出来ません。関根が、国交省という風にお話させて頂いて、具体的にどういうことかということについても情報はございません。」 / 私、「じゃあ、どの部署から出た話か。」 / 藤、「(私の方から…、と言いかけて)ホンダ技研の方より回答できる情報はございません。」(?、何それ??) / 私、「私のシビック(EU3型)とフィットとはCVTの機構が違うとのことだが、具体的にどう違うのか。」 / 藤、「その回答も致しかねます。」 / 私、(??、「何で・・・?」)
―― 以上のやり取りの解釈は、読者の美奈さん、いえ皆さんにお任せします。ここで藤永さんが、(突然)このHPの話に切り替えました。
―― ・ ―― ・ ――
◎ 藤永/ “ホームページ読ませていただいて、個人名の削除(また、その話か。)はOCNの方に言え、と言われましたので弊社の方で検討中でございます。”(個人名の事なんだから、個人で判断すればいいだろ。天下のホンダを敵に回しているぞ、と脅しているつもりか?)、「民法上、行政上の訴訟を起こすということを・・・」 / 私、(言葉を遮って)「訴訟とは言ってませんよ。」(※ ここは、分からないかも知れませんので後で(偉そうに)解説します。)  藤/ “色々な情報、間違ったことも書いてらっしゃるので、・・・”(具体的には、とツッコムと)「CVT欠陥と言うのが間違いでございます。」 私/( ソコ、言う!?)「欠陥は無かったわけね。CVTに。」 藤/ 「はい。申し訳ございませ、それがホンダ技研の回答でございます。」
私が、一切欠陥は無かったか、と念押しすると、「はい。ございません。」との事。更に私が、“かなり多く出ているジャダーの不具合は欠陥によるものではなかったのか”、と念押しすると、「はい。」 “では、ジャダーはなぜ起きたのかのか”と聞くと、「お客様のメンテナンスによるところが大、と聞いております。」(・・・客になすり付けるか?) 念押しすると、「すべてのお客様に起っているとは聞いておりません。」(当り前だろ、大量生産品なんだから。トヨタは、オイル減るだけ(?)でちゃんと(?)エンジンとっ換えたぞ。もしかして、ジャダー出てない客の方が少ないんじゃないか?) 私が、“1年も経たないうちに症状が出ていた。”と言うと、「販売店で症状を確認して、ご説明さしていただくようになります。/ 販売店にお問い合わせください。/ 販売店にご相談いただくように、お願いします。」(・・・そこまで販売店を奴隷のように使うか?

―― 見事な鉄面皮ですな。こうでなくては、厳しい国際競争を勝ち抜けないのでしょうか。ホントにそうですかね? 私には、ちょっと尋常じゃないと思えますが・・・。(多分、日本でしか、こんな対応はしないんじゃないかな。)
藤永さんって、(関根さんと違って?)ホンダでは結構出世するタイプなんですか? 道徳の教科化とか、甘っちょろいこと言ってないで、( 自身で「価値」を見い出せる天才は、人類のごくごく一部なんですから ) 即時に、五箇条の御誓文とか修身とかを復活させないと、早晩、「日本」は地球上から消えて無くなってしまうんじゃないですかね。

―― せっかく、販売店に責任を押し付けてくれたので、次の事をお願いしました。
@ ディーラー(ホンダカーズ東海中小田井店)に、私の質問にちゃんと答えるよう指示してほしい。(私の被害妄想(?)からか、最近、逃げ回られているような気がする。)
A 私の受信ボックスから消えたメールが、仮に、ディーラーが削除したのであれば戻してほしい。
 最後に、そちらから何かないか、と振ると、またHPの「個人名」の話なので、“理由があれば配慮する”と、またまた答えて通話を終わりました。(何回、おンなじこと言えば分かるんだ。それとも客相にはフジナガが二人いるのか? さっさとプロバイダーに言えよ。それとも、都合の悪いことでもあるのか。)・・・ 嗚呼、虚しい ・・・。

/// よく分かる(?) 解説www ――

 ///// 其の壱

= 「民事、行政上の責任追及」 〜 大それたことではありません。=
 このHPの、前書きにあたる部分の上記記述を、ホンダが、(わざと?)“民法上、行政上の訴訟を起こす”と曲解したように、読者の方でも、私を、“天下のホンダ”相手に裁判を起こそうとしている無茶な奴、と誤解している方もいるかも知れません。それについて弁明します。以下、特に何も調べずに書きますので、間違っていたらスミマセン。
まず、ホンダのいう「訴訟(裁判)」は、「民法上」、「行政上」双方に掛っていると考えられますが、少なくとも、ホンダに対して行政上の訴訟というのはあり得ません。ニュースなどでよく聞く行政訴訟は、国や地方自治体という行政機関に対して、(基本的に)私人がするものです。ホンダは私企業ですから、適格性がありません。藤永さんの言い方は主語が明確でないので、例えば、“ホンダは怪しからん事をしているのに、何のお咎めもない。何か処分をしてくれ。”と、国交省あたりを訴えることはアリかと思いますが、そんな趣旨で言った訳ではないでしょう。もちろん、私にもそんな気はありません。せいぜい、行政(その他公共機関)の窓口などに、“みんなで、ホンダの“悪事”を言い付けましょう”、というくらいです。

次に、「民事上の責任追及」を、「民法上の訴訟」にすり替えている(?)ことについてです。同じ事じゃないか、と思われる方もいるかも知れませんが、全然(?)違います。前者の“究極”の形が民事訴訟と言えるでしょうか。例えば、1本100円の大根を買うのも、100万円の車を買うのも、1億円の家を買うのも、民法上は“平等”です。(家の売買でも契約書を作れとは、“民法は”言っていません。) 車や家の売買なら裁判になりますが、大根1本の売り買いのトラブルで訴訟はバカバカしいので誰もしないだけで、裁判所は受け付けてくれます。私が、「民事上の責任追及」といった、“基本的な”考え方は、次のようなものです。
八百屋で買った大根が傷んでいたら、何故か聞きますよね。オヤジさんは、“今の時期は、トウが立って…“とか、“実は、市場で売れ残っていた物を安く仕入れたんだ。”とか説明してくれて、代わりの大根をくれるか、返金してくれるかするでしょう。前者は、それらしく言えば説明責任、後者は民法の用語でいえば、(細かい規定までは覚えていませんが) 瑕疵担保責任です。八百屋のオヤジさんは、民法など1行も読んだことが無くても、そこで商売を続けるために“常識的な”行為をしているだけで、(ほぼ)法律通りの対応をしています。和解というと、裁判所でするものと思われるかも知れませんが、一般に使われる“示談”は、民法でいう和解です。ですから、代わりの大根を受け取り、傷んだ大根を売りつけられた事をチャラにすることは、大袈裟に言えば示談で、したがって、「和解」という立派な法律行為をしていることになります。ホンダ(およびディーラー)が、この八百屋のオヤジさんと同じように対応してくれれば、私にとっては何の問題も無いのです。何も特別な、大それたことを考えていた訳ではありません。

 ///// 其の弐

= ホンダが“開き直れる“理由を推測 =
 八百屋のオヤジさんの場合、狭い町の中で商売を続けていかなければならないので、少しでも悪い噂が立つといっぺんに経営が傾きます。本心はどうあれ、“良心的”な対応を心掛けないとやっていけません。しかし、困ったことに、ホンダの場合はそんなことはお構い無しでいられる“事情”がありそうです。
1 ) ホンダは、薄く広く全国に顧客(候補)を持っています。そればかりか、世界中が商圏で、(多分)一番稼いでいるのはアメリカです。日本市場で、新技術の“実験”をして大量に欠陥品を出しても、(なんとなく有耶無耶にするのをよしとする国民性(?)を利用すれば)“真面目”に対応するより適当に誤魔化した方が「得」、と高を括れそうです。
2 ) たまに、(私のように)無謀にも噛み付いてくる客もいる様ですが、“巨人”ホンダにとっては痛くも痒くもありません。客相(ホンダお客様相談室)は、“インターネットでもどこでも、どうぞ書き込んで下さい”、と言っているようです。下手な事を書けば、(怖い)弁護士先生のお出ましです。大方の人は泣き寝入りです。及び腰で何か書いても説得力に欠けますし、それを目にする人も、ホンダの顧客(候補)からすればごく一部ですから、大勢に影響は無いという事でしょう。
3 ) 普段、威勢のいい事を言っている大マスコミなどが、きっちり仕事をしてくれればいいのですが、(色々な要素が絡んでいるでしょうが)スポンサー様は神様、って雰囲気がミエミエです。〜(前々から知っていたはずなのに、)原発事故以後の“東電叩き”を思い浮かべてみてください。ホンダって、テレビCMがやたら目に付く気もするのですが、宣伝広告費というよりマスコミ対策費と考えれば合点がいく、と言ったら穿ち過ぎですか。
4 ) メガバンクやJAL、東電などは、政府にとって潰せない会社であると「証明」されています。ホンダも、“準・潰せない会社”と考えていいでしょう。そういう力学が広く三権に浸透しているらしいことを、私たち国民は感じています。現場の役人の方が、いくら欠陥隠しやユーザー軽視などの行為に問題意識を持っていても、「法律の壁」はどうしようもありません。一定の規模に成長し、社会的な地位を得た企業が、「信義」や「矜持」などお構いなしなら、“やりたい放題”という事にもなりかねないと思います。
5 ) 更に、ホンダは経営の悪化したディーラーを倒産させて、そこに自己資本で乗り込もうとしている、なんて話もチラホラ。一旦評判を落としても、(対応が悪かったのを、元のディーラーのせいにして)ほとぼりが冷めたころに自前で売れば、ホンダとしては“オイシイ”という事かも知れません。ネット上の“ウワサ話”ですから、信憑性は分かりませんが。

 ///// 其の参

= ホンダのCVTは欠陥品じゃないの? =
各々のユーザーの目で見れば、発進時振動の不具合(ジャダー)が出た人にとっては、“その”CVT(無段変速オートマチック機)は100%欠陥品ですし、出なかった人には良品であったという事になるでしょう。では、ホンダの 「CVTに欠陥は無い。」 との主張に正当性はあるか考えたいと思います。
’13年12月17日の電話での客相の藤永さんの話しぶりから、前年12月の 関根さんとのやり取り藤永さんとの質疑応答内容 について、このHPに書いてあることに特に異議は無く、それ以上の情報は客相には無い、との事で間違いないはずです。
前年の通話記録が手許に無く、少し細かく聞こうにも 客相は答えてくれない のですが、二方共ジャダーは発進時に振動が起こる“不具合”という前提で話していたのは間違いないはずです。その上で、関根さんは(多分、私がしつこく聞いたので)「設計・製造上の問題(ないし不具合)」、藤永さんは「機械的・構造的な問題」と言っています。少し面白いのは、私が(“製造上…”だったか、どちらか)片方を挙げた時、関根さんがわざわざ「設計・製造上・・・」と言い直しています。素直に考えれば、設計上の問題は、(マニュアルミッションのような)クラッチを備えたギア式CVTにしたのがマズかった。製造上の問題は、クラッチの精度(繋がり)が悪いものが(大量に)出てしまった、という意味と思われます。関根さんとしては、複合的な問題が重なっての不具合と示唆したかった、という事でしょう。
これに対し、藤永さんの言う「機械的・構造的な問題」は、前2者でいえば、一見、“設計上の問題”を指しているように見えますが、そこにオイルの摩耗特性が何とか、という話を加えています。藤永さんは、(1週間ほど前、関根さんに答えてもらえなかった)ジャダー対策は即答したのですが、このジャダーの原因については後から折り返しの電話で答えています。正直に答えすぎた関根さんの答えを、(協議の末、ディーラーに指示している(?)ように、) ジャダーをオイル(さらにはユーザー)のせいにする方向にすり替えた、と見るのが妥当でしょう。
もちろん私は、関根さんの答えの方が実態に近いと判断した上で、ホンダがジャダーと呼ぶ(普通は誰も考えない)不具合が大量発生したCVTに欠陥は無かったのか、と問うているのです。普通に考えれば(社会通念上)、ジャダーみたいな不具合が10台に1台の割合ででも出れば(ほぼ漏れなくジャダーになるという見解もあるようだが)“欠陥じゃない!!”、なんてとても言えないはずです。

 /// 永らく申し訳ございませんでした ///

永いこと、前段を「ホンダが“頑なな”理由を推測」という表題で、書きかけのままでした。そっちの方向に進めていく予定だったのですが、私自身、「飽きちゃった」のと、それまで書いたことで充分伝わるだろうと甘えてほかってありました。あんまりみっともないんで、簡単ではございますけれども(言葉遣いがなんかちぐはぐ?)、一応まとめておきたいと思います。

= ホンダは「グローバル企業」 =
ホンダは随分、F1で名を馳せて、さぞヨーロッパで人気があるんだろうと思いがちですが、実際は北米がメインの市場になっているようです。アメリカでは価格の割に品質のいいレクサスが人気でも、車に“質感”を求める欧州ではメルセデスのような評価は得られない、というのと似たような所があるかと思います。
日本ではほとんど無いんですが、ホンダって四半期決算(年に4回、株主配当をする)を採用しているんですね。これって、アメリカ人に媚びたい(鬱屈した)心理の表れ? それが、(ハゲタカみたいな)投資家ばかりに目が向いて、(日本の)ユーザーを蔑ろにすることに繋がっている?
ホンダは、すっかりアメリカ人にでもなったつもりで、日本を見下しているんじゃないか、とさえ感じてしまいます。

= ホンダは「力」の信奉者? =
このページのあちこちにリンクを貼らせていただいた「ホンダの欠陥隠し」の義士氏(畏敬の念を込めて、筆者の方を私はこう呼ぶ)は、私と違って、(日本流の)常識をわきまえた、大変理性的な方とお見受けします。しかし、その「優しさ」は(常識的な)日本人との間でしか通用しないものだということを、残念ながら(当時)理解されていなかったようです。
ホンダは今や、大陸で「力」を持ったアングロサクソンや中華民族に近い「思想」をもつに至ったと私は見ます。
アメリカ人などは、よく「〜を誇りに思う。」という言い方をします。正義を振りかざします。しかし、その“フィクション”の底にあるのは、あくまで「力」であり、苛烈な弱肉強食、果てない「自己本位主義」であることは、(本当は)誰の目にも見えているはずです。(念のため言っておきますが、サヨク君から見れば、私は(多分)弱者切り捨ての冷血人間であり、右翼の軍国(国粋)主義者ですけどね。)

= ホンダを“同胞”と思うなかれ。=
義士氏は大変聡明な方ですが、多くの日本人と同じく、“我らが同胞の心の底には、きっと良心があるに違いない。改心するに違いない。”との思いを捨て切れない方のようです。
しかし、残念ながら、世界標準からみれば恐ろしく民度の高い(?)日本人といえども、“善人”ばかりではありません。まして、ホンダは世界で“揉まれて”います。日本人の感覚で相手を慮って穏便に、と考えてもそれに応えてくれないのが世界の常識です。あちらさんにとっては、それは「弱み」にしか見えません。〜 アジア人は、相対的に「優しい」かとは思いますが、「東アジアの」隣人は、必ずしもそうとは思えません。彼らの思考は、初期帝国主義時代の「西欧列強」に近いと覚悟しておいた方がいいでしょう。

= ホンダは中共的集団指導体制? =
何でもかんでも、「世襲は悪い」とかいう風潮が今の日本にはあるようですが、本当でしょうか?
ホンダは創業者一族が退いて、さぞ立派な考えをお持ちなのかと思いきや、それとは違う「独裁」がまかり通っているように私には見えます。ホンダでは、上層部の“欠陥隠し体質”に誰も異議を唱えられない「恐怖統治体制」が、すっかり出来上がっているようにさえ見えます。それは、あたかも中国共産党の集団指導体制の曳き写しにさえ感じられます。
しっかりした考えがあって、「本当の」帝王学が行われたなら、世襲って(順送りのサラリーマン社長が就くより)すごくいい結果が生まれること必然、と思えます。(畏れ多くて、ここで天皇陛下にお出ましいただく訳にはいきませんが) 安倍総理なんかは、2世だか3世だか知りませんが(学歴もショボい?)、日本の政治家の中では出色の出来だと思えますが・・・。

= 欠陥隠しに味をしめた? =
最近のフィットなどのDCTの件は、さすがにリコールにしない訳にはいかない不具合だったのでしょうが(それさえ、自主的に、正直に情報開示してるかは怪しい?)、クローセンシステムやCVTはおそらく氷山の一角で、ホンダからみれば、“ああ、こんなんで誤魔化せるんだ。”という事例が、これまで数多あったとみるのが“常識”でしょう。
ホンダの歴代の“顔の見えない”責任者は、「しめしめ、チョロいもんだな。」(真面目に研究開発にコストを掛けるなんてバカバカしい。)と思う以上の事は何も考えてこなかった(考えないようにした)んじゃないか? とにかく、「欠陥は無い!」と開き直って圧し切れば(どっかの新聞みたい?)“すべて“上手くいく。 自分の任期中は何も問題は起きない、と。
そして現在に至る、ホンダの重度の構造的な欠陥隠し体質が(次第に)醸成されてきたのではないか?、というのが、今の私の見方です。

= 社会をキレイにしすぎるのも考えもの? =
一昔前なら、変なことをしている企業は、総会屋などの格好の餌食になったのでしょうが、最近は、暴対法の影響(?)もあってか、総会屋も仕事があがったり(?)のようです。でも、一般のユーザーにとってみれば、総会屋さんがいてくれた方が、却ってメーカーからマトモな扱いを受けられる場合もあるんじゃないかとさえ思えます。
清濁併せもって動いて(蠢いて)いるのが、この世の中です。なんでもかんでも、「世の中キレイに」なんてばかり言ってしまうと、一見立派に見えて「小ずるい奴」のやりたい放題の世の中になってしまう、という事もあるんじゃないのかなぁ・・・。


くどくどと、ホンダの悪口を書いてきましたが、今後何もなければ(読み返して修正するくらいはあるかもしれませんが)、これで了とさせていただきます。
と思っていたら、今度はスズキの悪口です。・・・ これは、死に至る病か?

(平成26年11月7日、同8日追記)

@ とりあえず、ディーラー関係だけは個人名は伏せます。@

ホンダお客様相談室で、“CVTに欠陥は無い”と聞いた、翌18日、ひとつ整備履歴を出してもらいたくて、朝イチ位でディーラーに寄りました。
その際、Bさんから、私のブログ(あえて訂正はしませんでした。)の自分の名前は、とにかく嫌だから、消してください。”との依頼を受けました。“「とにかく嫌」との理由だけか”、と問うた後に話したBさんのロジックは、大体以下の通りです。
「 店舗名があり、個人名を書かれていると、自分だと特定される。万一、自分の家族に何らかの問題が発生した場合、どう責任を取ってくれるのか?(私のHPの内容に関係なく) そのような事態は避けたい。(プロバイダーへの削除請求を勧めると) 基本的には嫌、気持ち良くない。(私が、実名を出してよいと言っていることについて)会社名、住所、電話、名前まで公表し、顔写真も掲載すればいいではないか。(こちらは、ディーラーの業務の事を書いているのであって、私の個人情報をすべて公表しろというのとは、次元が違うと言っても聞く耳を持たない。その時は、咄嗟に反論できなかったが、Bさんの論理でいえば、このHPの内容と、私の苗字位で人物の特定はたやすい。) / (恐らく、ホンダに止められているのだと思うが)プロバイダーに請求するとかは、どうでもいい。素直に嫌なだけだ。(何か反論すると、とにかく嫌だに行ってしまう。自分たちも、客に嫌なことをしている(もっとも、客がそれに気付かなければ、皆ハッピーという事かもしれないが。)という意識はツユ程も無いようだ。)」
「 ホームページを宣伝するビラを配るのは営業妨害だ。止めてくれ。(これは、知る権利、表現の自由、言論の自由などとのせめぎ合いの領域だと思うが、Bさんにはそういう論理は通じない。)/「今、止めてくれ、と警告しました。」との事。〜 Bさんは、このHPを全く読んでいないようだ。ホンダに“見るな。”と言われて、その通り守っているほど“真面目”なのか? それとも、自分の悪口(それまでのところ、特に書いていなかったと思うが)を読むのが嫌なのか?だとしたら、自分の“弱さ”ともう少し向き合った方がいいんじゃないか、と(説教くさいことは嫌いですが)思います。
以上から分かったこと。―――
Bさんは、(穴だらけの自論を言いっ放しで)反論に窮すると 「とにかく嫌」、で暴力的に話を打ち切る、とにかくお子ちゃま。「他人の嫌がることをしてはいけない。」という、“善人の教え”に対する批判能力がまるきり無いだけでなく、(合理的な)他の意見を封殺するために、その“麗しい教え”を利用することに何らの疑問も感じない、アンポンタンだという事。

ジャダーの原因に話を向けたが、「メーカーの言う事が全て」と、話を遮る。(“余計なこと言いやがって。”みたいなことで随分責められて、殺気立っていたのかも知れない。ホンダ内のパワハラのとばっちりを受けたのか?)
私の受信ボックスから消えていたメールの件に話を向けると、「私の方で、削除してゴミ箱に捨てたかも知れないです。」との事。“仮に、間違いで削除したなら戻してほしい。”と話を向けると、“あなたのコンピューターのメールは消せないでしょう。/ 私の携帯の中のメールが消せますか。消せないでしょう。”といった具合。 私も、聞きかじりの知識で、正確には説明できないのですが、パソコンメールの受信ボックスは、プロバイダーのでっかいコンピューターの中にあって、そこにアクセスして読み取る方式のはず。例えば、このHPで使っているGメールを開こうとすると、“(メルアド)を読み込んでいます...”のメッセージが出るのは、ホストコンピューターにアクセスしている意味のはず。携帯電話にしても、(多分)受信履歴位が、ケータイの中に入っていて、メッセージを選択すると、サーバーから読み込んでいるはず。(留守電サービスセンターのようなもの。)
何度説明しても、「消せないでしょう。」の繰り返し。それだけならいいんですが、それが “お前、何言ってんだよ。” 的な物言い。近くにいた同僚(部下?)にもフッて、「消せないよなあ〜。(こいつ、頭おかしいんじゃないの?)」 とやりだす始末。誰の周りにも一人くらい居ると思いますが、自分に逆らえない人間を巻き込んで、黒を白と言いくるめようとする(中国みたいな)奴。私が、一番軽蔑するタイプの人間ですが、Bさんの本性がはっきり確認できたのは収穫でした。
以上から分かったこと。―――
クローセンシステムの設計ミスの時の、欠陥を巡るホンダの対応 の場合と同様、自身に都合の悪い事実を語る者には、「延々と嘘、屁理屈を並べ立て」、「やり込める、押さえ込む、黙らせる」という“ホンダ技法”が、ディーラーレベルにまで“浸透”していることが確認できた。
――― ・ ――― ・ ――― ・ ―――
※ 携帯のメールは、Bさんが言っているようにケータイの中に入っているようです。パソコンメールに関しては、私の言っている通りで間違いないはずです。
Bさん、(ちょっとだけ?)ごめんね。

――さて、本題のディーラー関係者の個人名等を削除する件です。
これまでも、ここにご登場願っている方々を、少々(?)揶揄するようなことも書いてきました。しかし、Bさんの人間性を見せ付けられるに至り、前段の通り、酷い「悪口」になってしまいました。さすがに、これを名指しで書くと完全にアウトかと思います。ディーラー側の誰からも、「スイマセン」の一言も無いまま(まあ、ホンダの手前、言えないでしょうが。)“逆ギレ”されたのは釈然としませんが、私も随分、“嫌がらせ”をしましたので自業自得でしょう。これから、どう筆が滑ってしまうかも知れませんので、自衛のために個人名を伏せます。どうです、私ってズルイでしょう。

PS. ホンダ本体の方は、プロバイダーへの削除請求を検討中との事ですので、それを待ちたいと思います。

&&& 2014/1/12

/// 個人名を伏せる件は撤回します。///

このHPから、ディーラー名、関係者の名前等を削除する修正をした上で、’13年12月22日に(私にしては)丁重な謝罪(メールですけど)をディーラー(ホンダカーズ東海中小田井店)に、「店長様 皆様」宛でしました。その上で、明くる1月5日にメールで“予告”していた通り、直接謝罪に行きました。(一部の方にしか会えませんでしたが。)
削除に至った理由はホームページの方に書いてあるので見といてネ、と謝罪メールに認めておいたのですが、案の定、Bさんは“読んでいない”、との事。(周りから、“こんな事、書かれてるよ。”とも言ってもらえない(?)のは、Bさんの“人間性”か?)なので、用意しておいた、前段の『とりあえず、ディーラー関係だけは個人名は伏せます』あたりを印刷したものをBさんに渡して、その日は退散しました。後日、電話して、それを読んでもらったことを確認した上で意見を求めましたが、“特に無い。”との事。私がこのHPで名前を挙げていたことについては謝罪したことを確認した後、“Bさんの方から私に言うべき事はないか”、と問いましたが無いようでした。
5日に「謝罪」に行った時、(何様のつもりか知らないが) Bさんは、「今までにブログを見た人には、どう対処してくれるんですか。/ インターネットで怖いのは、それじゃないですか。/ アッという間に世界中に広がるようなアレなんで。/ 責任もって対処してもらいたいと思います。」 などと、程度の低い“説教”をクドクドとしてくれたりしました。
Bさんとは大して付き合いがある訳ではありませんが、それでも、私には(このHPにまだ書いていないことも含めて)Bさん(およびディーラー)から(複数の)謝罪を受けて然るべき理由がある、と思っています。それにも拘らず、「こちらこそ、すいませんでした。」 程度の“挨拶”さえ無いばかりか、上記のような“辱め”を受けた上、ムコウさんの「ワガママ」を一方的に聞いてやらなければならない道理は無いはずです。ディーラーも、「責任もって」(客に対するものとは限りませんが)仕事をしているでしょうから、業務に関することを実名で書かれても何の支障も無いはずです。
バカバカしいので、12月22日の謝罪メールと共に、個人名等を削除する件は(一部)撤回します。


/////  T o p i c  /////

 あきらめないで! 超法規的保証修理もあり得ます

読者の方(仮に、「Aさん」とします。)より、初期型フィットのジャダー(発進時振動の不具合)について、無償修理になったとの報告がありました。結構なレアケースで一般化できないかと思いますし、数通のメールのやり取りだけで充分とは言えない内容ですが情報公開します。

 = 車両情報 =
◎ 2001年式GD1フィットを2016年3月に走行3万2000kmほどで親御さんから譲り受けた。
◎ 2006年ごろまで購入店で、以後同県内の別のディーラーの販売店で半年ごとの点検を受けていた。
◎ 2007、8年ごろ、走行2万km台でジャダーを認知していた。
◎ ジャダーが酷くなったため3万4000kmほどで自費でCVTオイル交換。それ以前には、CVTオイルの交換は1度もなかった模様。
◎ オイル交換後、2000km走行ほどでジャダー再発。
 = クレームとホンダの対応 =
◎ 2016年9月ごろより、お客様相談センターに何度も問い合わせるも、「ディーラーに相談してくれ」 の一点張り。
◎ 10月、予約を入れディーラーを訪ねると、営業とサービスの責任者らしき2人に手厚く迎えられる。
◎ ディーラー側から、スタートクラッチの無償交換を提案される。

新車から15年経っているにも関わらず超低走行距離であり、ほぼワンオーナーで半年ごとのディーラーでの点検を怠らなかったなど、もしかしたら、日本でこれ1台じゃないかくらいの好条件が揃っていたとも言えますが、事情によっては保証期間経過後でも無償修理の可能性もあると希望をもてそうです。(そういえば、私も12年目で、“今度ジャダーが出た時は自分に言ってくれ”とかサービスマネージャーの人に言われてました。再発前に車を手放したので、実際どんな対応になったかは分かりませんが。)
ホンダも、フィットなどのDCTの度重なるリコールや、タカタ製のエアバッグの件(アメリカでは、ホンダも「共同正犯」(?)とみられているフシがある?)等で、品質管理のいい加減さが白日の下にさらされた(?)うえに、ネットで情報が拡散する時代になって、これまでのように“封じ込めで泣き寝入りさせればいい(?)”という対応だけではマズいと、方針転換しているのかも知れません。

この時Aさんが訪ねたのは、CVTオイルの交換をしただけくらいの販売店( 07年ごろから定期点検をしていたディーラーの別店舗)のようですが、Aさんから言わないうちにスタートクラッチの交換を提案されたそうです。(もしかしたら、「CVTを丸ごと交換しろ。」とか言われる前に先手を打った?)
ディーラーが自腹で修理するわけがないので、それまでにお客様相談室の方と随分掛け合っていたのが効いていたのでしょう。(おそらく) ディーラーはクレームを水際で「処理」するのも仕事のひとつになっているはずなので、そこでいくら交渉しても解決しません。ターゲットは、お客様相談室です。「うるさい奴だ。」と思わせる必要があります。
でたらめなことを言っては、逆に業務妨害になる可能性がありますが、ご自分の車の状態、それまでの対応のおかしなところ、メンテナンスの具合など整理して、ホンダやディーラーの非を、お客様相談室に(匙を投げるくらいにしつこく?)ぶつける必要がありそうです。

Aさんは、このホームページも参考にしていただいたようですが、まだ書いていなかったことをメールのやり取りの中から補足しておきます。
ジャダーの保証期間は7年に延長されていますが、ちょうど保証期間が過ぎたころに不具合に気付く人も多いようです。ジャダーについてのインプットがされていないと、なかなか不具合とは気付かないという事があると思います。アタリヅケだけでもある程度ジャダーを消せるようなので、あくまで憶測にすぎませんが、メカニックがジャダーの兆候に気付いた場合、定期点検の際などに軽くアタリヅケをして保証期間が過ぎるまで引っ張っていることも考えられます。
Aさんは客相に、「GD1フィットでも初期型は保証の対象外」“のような”ことを言われたらしいです。トランスミッション周りの不具合なので、本来の5年保証の対象である事は確かなはずですが・・・。何か話をすり替えてごまかしにかかっていた可能性もあります。(私にも心当たりがあることはすでに書きました。)
可能性として考えたのは、
(1) 7年16万キロへの保証延長は、2007年からのはずなので、01年製のフィットでは、その時点で5年の保証が切れていて保証延長の対象ではない。
(2) HMMF(CVT専用オイル)は05年の発売なので、初期フィットで使っていた(消耗部品扱いの)汎用オイルに起因する不具合は保証の限りではない。
(3) トルコン式CVT(ディーラーのサービスマネージャーによるとトルコン式とクラッチ式の中間)への変更は2代目フィットからだと思うが、マイナーチェンジした時に何かしらCVTの変更があったことを言っていた。
、といった趣旨だったなどとも考えられます。当っていれば、まさに詭弁を弄して誤魔化しにかかっていた以外の何物でもないですが。
車に疎い風で聞いたら、出鱈目な答えをされたという人もいましたから、ホンダ(に限らず?)に何か聞くときはカマをかけてやる位の事も必要かもしれません。

以上、丸め込んで泣き寝入リさせればいいというのには、我慢ならないという方の参考に、少しでもなれば。
事はどうあれ、とにかく揉めるのが何より嫌、という方にはお勧めできませんが。(わが祖国では、こっちの方が圧倒的マジョリティ?)

(平成28年11月11日)


 第2部 # ホンダっ!欠陥隠しかよッ!! #

★欠陥隠しはホンダの十八番?(予定)★




 〜 しばらく、上部の加筆、修正に追われそうです。
   ホンダの欠陥隠し をお読みいただきながら、お待ちください。〜

 # CVTジャダーへの対応に絡めて、『 ホンダの欠陥隠し 』の読解などしようと思っていたのですが、それぞれしていただければ済むことと思いますので、やめにします。・・・とか言いながら、ホントは面倒になっただけ?


* 国土交通省/ 自動車の不具合情報ホットライン (Tel.0120−744−960)

◇ (財)自動車製造物責任相談センター (Tel.0120−028−222)

※ ホンダCVT車のジャダー(発進時振動)についての情報、本ホームページへのご意見、ご批判などは、
  こちらの メール [kekkan.cvt@gmail.com] でお願いします。

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